6月の花嫁
おはようございます。
先日、友人の結婚式に招待いただき参加してきました。
あいにくの荒天模様でしたが、友人の晴れの舞台に参加できたこと、旧知の友人たちに会えたこと、楽しいことが多かった1日でした。
結婚式の一幕の中で、新婦の両親(義父母も含めて)に宛てた手紙を読むシーンがありました。(よくあるやつです。自分の結婚式でもありました)
そのメッセージの一文に「(義父母に対して)不束な私を家族として向か入れていただきありがとうございます。まだまだま未熟者ではありますが、頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。」がありました。(これもよくあるやつ。自分の奥さんも読んでた)
話を聞いてて、ふと、「何を頑張るんだろう?」と思いました。
もちろん本心から出るものだと思いますし、もしかしたら世に溢れているテンプレを流用されているのかも知れません。(自分の奥さんはテンプレ流用派でした)
個人的には
「頑張る必要なんて無いよ。受け入れられたってことは十分評価されているんだよ。」と思うのと同時に、
今の世の中、ダブルワークが基本で家庭の中に入ることがすべてじゃないし、
良い家庭を築くことに頑張るというのであれば、それは「新郎と力を合わせて頑張る」が、
今の時代にあった言葉じゃないかな?と感じました。
先に言ったように、テンプレの流用で何も深く考えられたコメントではないのかも知れませんが、
こうした言葉って、後々も自分の中には残ってて、自分を苦しめるかも。と感じてます。
過去に新卒採用をやってたときも、入社希望の学生さんの話を聞いていると、
何かにつけて「頑張ります!」と言ってた。
過去に勤めていた会社で、課のガバナンスがボロボロのときにも、若手の後輩が、
「自分が頑張って良くします!」と言ってくれてた。
自分は、「頑張ります」はすごいポジティブな言葉であると同時に、自分への呪いでもあると考えています。
なので、自分は学生さんにも後輩にも
「頑張る必要なんてない・自分が出来ることを自分が出来るだけやれば良い」と伝えていました。
個人的には、それを愚直に続けていると、
気づいたら自分が出来ることや・出来る量・出来る範囲は広がっていく。と信じています。