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結婚記念日に向けて「悲しみは半分、喜びは倍に」の真偽を検証してみた

まもなく4回目の結婚記念日を迎える我らが夫婦。
なんと、週の半分は喧嘩をしています。

「離婚」のワードを切り出すシリアスなものから、私が夫の急所を蹴って悶絶させる小学生レベルのものまで様々ですが、決して夫婦円満と胸を張って言える状態ではないと思います。

そこで今年は、結婚記念日を前に結婚式でよくある例の誓いの真偽を検証してみることにしました。


例の誓いの言葉

お決まりの、あれですね。

「悲シミハァ半分ニィ、喜ビハァ倍ニィ」

絶対もっとスラスラ日本語話せますやんっていう牧師さんが片言の日本語を駆使して誓わせてくれる、あの言葉です。

「悲しみは半分に」の検証結果

さて私は夫と結婚したことで、悲しみが半分ニィ、ナッタノデショウカ?(なぜ片言)

検証結果:悲しみについては分からないが、少なくともイライラは半分になるどころかむしろ「増えた」
以下に具体的な話をいくつか書きます。

①家事はしてくれるが、その利子が消費者金融並

夫は、家事を進んでやってくれます。
しかし、やってくれた際に発生する利子(私が返さねばいけないもの)が大きすぎることに日々イライラしています。

例えば、休日の食事の支度。
我が家では平日の食事の支度は私が担当していますが、休日は全て夫が用意してくれます。
18時に開始する夕食の支度が始まるのは、なんと16時頃。
そこから2時間はキッチンにこもり、娘2人のお世話は私がひとりで担います。

いや、いいんですよ…それで毎週末フルコース並の品質と品数の料理が食べられるのなら。
でも、2時間かけて出てきた夕飯が冷しゃぶ一品だったときのリアクションの取れなさったらないのですよ。

ん?もしかして狩りするところから始めてる感じ?

冷しゃぶ一品に対する、夕方2時間のワンオペは高利貸しすぎやしないかい?と毎度イライラはつのります。

②夫と「マブ」になりたい妻、妻の「ラブ」が足りない夫

出産を機にママは色んなものを失いますが(例:スリムな体型、肌のツヤ)、私は性欲を失いました。
夫に対してではなく、全人類に対して性欲を感じることがなくなりました。
それゆえ夫とのラブはもはや求めておらず、理想の夫婦関係は「マブ(親友)」のようになることです。
推し(娘たち)が尊い〜!という話で盛り上がる。共感する。同志として共に推しを支える。
ただそれだけでいいんです。

しかし夫は違います。
完全に、まだ現役で「ラブ」を求めています。
いちゃいちゃしたい、ちゅーしたい、くっつきたい…
すまん。本当に無理。
真夏に道路で息絶えてると思ったら通りすがった瞬間に暴れ出すセミくらい無理。

真夏の恐怖

このスキンシップ問題が我が家の週半分の喧嘩の種の多くを占めます。
ひどいときは離婚発言まで飛び出すし、イライラMaxになります。

「喜びは倍に」の検証結果

悲しみサイドはどうも分が悪い様子ですが、一方で、喜びサイドはどうでしょうか。

結論:確かに、喜びは「倍になった」
以下に理由を書きます。

①夫のおかげで私の「大切な人」は倍になった

私は、夫の家族が大好きです。
義理の父母は本当に自分にとってもう一組の両親だと思ってるし、義理の妹達とは親族というよりもはや信頼のおけるママ友として育児の愚痴を言い合える仲です。

家族だけでなく、夫の友達も大好きです。
夫と一緒になったことをきっかけに、私にとって幸せを心から祝福できる人の数は倍になりました。

そして、そんな素晴らしい人達から愛されている夫をみるたび、私は「夫と結婚して良かったよな」と、誇らしい気持ちになるのです。

まとめ

結婚してもうすぐ4年。
まだまだ短いですが、オリンピックも一周する年月が経ったのかと思うと感慨深いです。

授かり婚だったゆえに1周年の年からすでに娘がおり、実はふたりきりでの結婚記念日を過ごしたことのない私達。
今年はようやく、有給休暇を重ねて久々に夫婦二人でのランチデートを計画しています。

普段は悪態ついてばかりの私ですが、その日は心を込めて夫に伝えたいと思います。

「私の喜びを、倍にしてくれてありがとう」
そして
「冷しゃぶは、15分で作れよ」と。

狩りには行かないで

結婚式で牧師さんに例の誓いを伝えた方は、結婚記念日などの節目で「悲しみは半分、喜びは倍に」なってるか検証をしてみてはいかがでしょうか。

夫婦仲を今一度見つめ直すいいキッカケになるかもしれません。


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