BPAフリーとは?おすすめラップ・保存容器もご紹介♪
最近は、環境への意識が高まった世の中になってきました。実は、ポリ袋は中途半端な熱処理をしなければダイオキシンが発生しないんですが、日本では、去年からレジ袋が有料になりました。世界中では、プラスチックだけでなく、レシートまでなくそうという動きまであります。
いったいなぜでしょうか??
BPAとは何か?
BPAとは、ビスフェノールAという化学物質の略称です。プラスチック製品から発生するBPAが環境破壊の要因の一つとして取り上げられています。
1891年に発見された化学物質で、ポリカーボネート製のプラスチックを製造する際や、樹脂の原料として採用され、ポリ塩化ビニール(塩ビ)の添加物として利用されています。レシートの廃止もBPAからきているそうです。
トマトや魚の缶詰、プラスチック製の包装やボトルに含まれるBPAが食品に染み出します。また、プラスチック容器を繰り返し洗浄することでBPAが染みやすくなることもあります。
BPAの人体への影響は、エストロゲンという女性ホルモンの構造の働きに似ていて、正常なホルモンの働きを害します。女性ホルモンと聞くと男性には関係ないように聞こえますが、実は男性にも影響しているんです。甲状腺ホルモン受容体にもくっつきやすいみたいですね。
ホルモン異常と聞いてもピンとこないかもしれませんが、ホルモンというものは、人体の中に約100種類以上ある物質であり、体の恒常性(ホメオスタシス)を保つため、体温調整やストレスと戦ったり、睡眠と覚醒のバランスを保ったりと、体の免疫力に繋がるような大きな役目をは果たしていて、歳をとるにつれて少なくなっていきます。当然、少なくなると体に支障が出るわけで、更年期障害も典型的なホルモンバランス悪化による疾患となります。
現代人はよく更年期障害を加齢によるものと片づけてしまうのですが、こういった『化学物質』が要因となっているケースもあるのです。
では、具体的にBPAはどんな病気をもたらすのでしょうか。
以下、報告内容です。主に不妊や流産、癌との関係性があるようです。
・3回以上の流産経験がある女性と未経験の女性の比較調査で、血清 BPA 濃度の高値と再発性流産の増加に関係がある可能性(2005年)
・代謝機能を混乱させ、肥満・糖尿病を引き起こす可能性(2013年)
・男性の精子減少、乳がんや前立腺がんに繋がるリスク(2015年)
ちなみに最近の日本では、前立腺がんがすごい勢いで増加しています。
不妊治療の出生推移も出してみました。
こうやって見ると、電子レンジは、誕生してから1990年代あたりで普及率が80%に到達していますので、長期的に体に害すると考えると、1990年代以降伸びていることから、前立腺がんと不妊の相関も身の回りのプラスチック製品と関係がありあそうですね。
BPAは少量の量でホルモンに影響が出やすく、とくに子どもに害があります。そのため、オーストラリア、カナダ、デンマーク、米ミネソタ州・ウィスコンシン州・ワシントン州は、哺乳瓶やおしゃぶりなど、一部乳幼児向け製品へのBPA使用を禁止しています。
日本では、2010年に厚生労働省は以下のように対応しています。
ビスフェノールAという化学物質は一部の食品用の容器等の原料に使用されています。飲食物に移行したビスフェノールAによる健康への悪影響を防止するために、これまでの各種の毒性試験に基づいてヒトに毒性が現れないと考えられた量を基に、ポリカーボネート製容器等について、2.5ppm以下※という溶出試験規格※を設けています。(厚生労働省『ビスフェノールAについてのQ&A』より)
基準を設けて、少量であれば問題ないという見解のようですが、その後の2011年にミズーリ大学が『化学物質ビスフェノールA(BPA)の食事による暴露は、これまでの実験室でのテストでは過小評価されていた』と明らかにしました。
この研究では、BPAを1日中添加した食事と実験の一般的な方法である単回暴露(1回でその化学物質との接触や摂取・吸飲したときの毒性評価)を比較したところ、1日中与えたマウスのBPA濃度の方が、マウスの血液中でBPAの吸収と蓄積が増加していることがわかりました。
つまり、少量であっても体内に暴露されて蓄積しやすくなるということです。今ではBPA製品は生活の中に溢れ、アメリカ人の90%は体内にBPAを保有しています。
ハーバード大学でも、同様の研究結果が出ています。
今回の研究では、ハーバード大学公衆衛生大学院の研究者が、毎日の昼食に缶詰の野菜スープを与えられた人と、缶詰の材料を一切使わずに作った野菜スープを与えられた人を比較しました。その結果、食後2、3時間後の尿中のBPA濃度は、缶詰スープを与えられた人の方が、与えられなかった人よりも約12倍高かったのです。
この論文の上席執筆者であるKarin Michels氏は、「その上昇スピードには驚きました」と語る。Michels氏によると、以前の研究では、ポリカーボネート製のボトルを飲んだ後には、それほど劇的な上昇は見られなかったという。
体内のほとんどのBPAは数時間以内に排泄される傾向があるため、スープによってBPA濃度が長時間続く可能性は低いとMichels氏は言う。しかし、缶詰の食品や飲料を日常的に摂取している人にとっては、高濃度を保持する可能性があるという。
日常的に缶詰やペットボトルからBPAを摂取すればするほど、多くのBPAが体内に蓄積されやすくなるということですね汗。
これは少しでも意識してBPAを避ける必要があります。
しかしながら、BPAフリーであれば安全というわけではなさそうです。
BPAの代替物質の危険性
BPAフリーの製品には、BPAの代替物質であるBHPF(フルオレン-9-ビスフェノール)やBPS(ビスフェノールS)が使われている場合があります。
BHPSに関しては、中国の北京大学のジエンイン・フー教授と岐阜薬科大学衛生学研究室・中西剛准教授を中心とする日中共同研究により、以下のように報告されています。
市販のプラスチック製の飲料用ボトルに注いだ熱湯からBPAの代替物質であるBHPFを検出したことを報告しています。そしてBHPFの安全性に関する試験を培養細胞とマウスを用いて行い、BHPFに抗エストロゲン活性(エストロゲンの作用を阻害する活性)を認めています。また、妊娠マウスの子宮の重量や仔の体重も軽くなったと報告しています。
この内容は、Nature Communications(掲載日2017年04月05日)に発表、Nature Japan の「注目のハイライト」や、イギリスの一般読者向け科学雑誌「New Scientist」の特集にも取り上げられました。
つまり、BPAフリーの代替え物を作ろうとした結果、数えきれないほどの化学物質が生産され、人体の影響の研究が追い付いていないのです。
以下、海外記事より抜粋します。
BPAフリーが流行してから、メーカーはプラスチックの開発に奔走し、科学者が把握しきれないほどのバリエーションを生み出しました。BPS、BPF、BPAF、BPZ、BPP、BHPFなど、数え上げればきりがありません。BPS、BPF、BPAF、BPZ、BPP、BHPFなど、数え切れないほどのバリエーションがある。新しいバージョンは、青いレゴブロックと赤いレゴブロックを交換するように、わずかな違いしかありません。(機械翻訳)
となるとですね、プラスチックを極力避けた生活をしたほうが無難ということになってきます。
生活の中からプラスチックを避けるためにすべきこと
一般的に言われていることは、
●プラスチック製の保存容器や食器を避ける
●缶詰め製品を買わないようにする
●ペットボトル製品を避ける
●サランラップを選ぶ
というところでしょうか。BPAが含まれる樹脂は、古くなったり、温められたり、洗剤で洗ったり、油性や酸性の食品や液体に触れることにより、より多くのBPAを浸出させると言われています。
とくに熱処理を加えると有害な物質がでるようです。
プラスチック製の保存容器や食器を避ける
真っ先に避けないといけないことは食品をプラスチック製品で保存することと電子レンジで温めないことでしょう。
では、どんな保存容器がいいのでしょうか?
ガラス製品がいいという人が多いようですが、iwakiの保存容器を勧めている人たちがいる点に関して、iwakiの蓋の材質が気になって情報を探していると、案の定、蓋に関する口コミが…
プラスチック製の蓋の材質に関して
折角 iwaki ブランドのガラス製保存容器が見つかって喜んだのは束の間でした。製品の「蓋の材質」を購入前によく確かめなかったことが後悔されます。(丁度欲しいと思っていたサイズのガラス製保存容器がセットになっていたのが魅力だったので購入した次第でしたが。)「ポリカーボネート」というプラスチックには 、「BPA」 いわゆるビスフェノール A という化学物質(環境ホルモン)が含まれていて、最近では直接的に食べ物に触れる場面での用途としては使われなくなってきていると聞いています。食べ物に移行するとされていて、体への悪い影響が懸念されているからです。
なので、食品が蓋に直接触れない程度の量を保存するように注意することが大切だと思います。今後は害の少ないとされるポリプロピレン製の蓋をセットにした製品を販売してください。幸いに、ポリプロピレン製の蓋だけを販売しているページが Rakuten 内で見つかりましたので、蓋だけを即購入しました。
なので、iwakiに比べると少し割高ですが、私はHARIOの保存容器にしてみました(^^)蓋は、ポリプロピレンでできています。
ポリプロピレンは安全なのかというと難しいところですが、少なくともBPAのような環境ホルモンには影響しません。100℃以上になると溶出が発生したり、赤ちゃんの哺乳瓶からマイクロプラスチックが確認されるなどの報告がありましたので、蓋のような食品と直接接しない部分的な使い方をお勧めします。オーブンで使うことはないと思いますが、電子レンジの場合は電磁波によって水を振動させて温めるものなので、温め程度であれば100℃以上には通常ならないです。ただし、破裂するような油分が多いものや水分がないものを温める場合は100℃以上超えることがあります。
HARIOの製品はこちらです。
保存容器に目方をつけてくれているのは親切ですね。
HARIOは創業が1921年で、耐熱ガラスを原料から製造している国内唯一の工場保有メーカーです。こだわりのガラスは、重金属は一切使わず、泡を消すための泡きり剤にも天然塩を使用。原料となる砂は99.8%精製されていて不純物がほとんど含まれていません。
企業の取り組みも、一年に一日、社員はボランティア活動に励み、報告しあうという素晴らしい社内行事があります(T_T)
企業情報も併せて貼り付けましたので、ぜひ、一度併せてご一読いただけたらと思います。
メイソンジャーという選択肢も(^^)一時期流行ったみたいですが、こうやってみるとオシャレですね。
ガラスを扱うときの注意点
HARIOの口コミを見ていても、やはり熱処理を加えていなくても割れることもあるとありました。不純物を取り除くと、そういったデメリットも含まれるのかもしれません。不純物は透明感を出すために使われていますので、当然、他のガラス製品と比べると透明感は劣ります。あとは、蓋の密着度が緩いです。持ち運びには向かないと思います。
とはいえ、せめて安全なものを長く使いたいものですよね。
多くのガラスはアルカリ性に弱いです。主成分であるシリカがケイ酸ナトリウムになり溶出されやすくなります。重曹でガラスを洗おうとしている記事も見かけましたが、逆に壊れやすくなると思いますので、中性洗剤かクエン酸などの酸性のもので洗われたほうが劣化されにくいと思います。
※メイソンジャーのようなソーダ石灰ガラスは酸性に対して溶出しやすくなりますので、酸性洗剤や酸性の食品の保存には向いていないかもしれません。
缶詰製品を買わない
缶詰の内部に保護用エポキシ樹脂コーティングがされ、一般に次のような工程によって作られます。
原料 → 調理 → 詰込 → 注液 → 脱気 → 密封 → 殺菌 → 冷却 → 打検・荷造り → 製品
この殺菌の過程で、缶ごとに100度以上に加熱・加圧されることでBPAが発生するようです。
東京健康安全センターの報告によりますと、殺菌処理でBPAが28倍も増えるものもありました(汗)
主にスープでBPAが検出されていますので、トマト缶のような酸が多い食品によって溶出が増加するとも考えられています。化学物質は基本的に油とくっつきやすいので、油分があるものも該当します。ホールトマトやカットトマトの缶詰、デミグラスソースやミートソース、あとは、魚や果物の缶詰は避けたほうがいいと思います。
一方で、環境ホルモンに取り組んでいる企業もあります。
●マルハニチロ
缶の内面塗装より環境ホルモンとしての疑いがある物質、ビスフェノールA(BPA)が検出されることが指摘されています。しかし、お客様の不安を解消するため、製缶会社においてもBPAの低減、新しい技術(フィルムラミネート)の採用などに積極的な取り組みを行っていますので今後も安心して缶詰食品をご利用ください。
他も探しましたが、マルハニチロぐらいですかね汗。日本はまだまだ全然少ないようです<(_ _)>
ペットボトル製品を避ける
ペッドボトルに関しては、温かいドリンクからBPAが発生するのかなと思っていたんですが、どうやらキャップに問題あるみたいです。
紫外線吸収剤の一つ(UV-P)が環境ホルモンにあたります。身近な商品にも高濃度で含まれていて、調査によると、お〜いお茶、アクエリアス、三ツ矢サイダーなどの市販ペットボトルのキャップから検出されました。その他にも、何種類もペットボトルのふたから添加剤が検出されています。
サランラップを選ぶ
サランラップも一緒にご紹介させて頂きたいと思います。
サランラップの材質の種類は次の3つです。
①ポリ塩化ビニリデン
特徴:酸素や臭いを通さず、密封力が強い。
ラップ自体がピタッとはりついてくれて使い勝手がいいです。価格は他の素材よりも高めで、一般的に約85%の塩化ビニリデンと約15%の塩化ビニルで構成されています。
②ポリ塩化ビニル
特徴:スーパーで売られているお肉や魚のパックで使われている業務用ラップ。
こちらも密着度は高めです。
③ポリエチレン
特徴:酸素を通し、通気性がある。
そのため呼吸をする果物・野菜の保存に向いています。ポリ袋の素材ですね。添加物不使用で塩素系の原料から作られていないので、ダイオキシンの発生がありません。お皿に張り付かないので、ラップとしての使い勝手が悪いことも。
①と②は、「クレラップ」「サランラップ」といった大手メーカーのラップに使われています。燃やすとダイオキシンが発生すると言われています。
なんですが、実際に家庭内でダイオキシンが発生するかというと、正直、中途半端に燃やさなければ問題なさそうです。
ダイオキシンが発生する条件は、塩素+炭素源+触媒が必要です。
この場合、家庭で例えるなら、塩ビ系ラップ+有機物(ほとんどの物質に存在)+金属イオン(鉄分やマンガンが蛋白質と結びついたもの)で材料の条件はそろうのですが、さらに110℃~400℃で不完全燃焼させる必要があります。
ダイオキシンが発生するとしたら、オーブンでラップを無理やり燃焼させるか、レンジで油分があるものをチンして爆破させるかですかね。
2000年代にノニフェノールという環境ホルモンの一種も問題になり、奇形児が生まれやすくなるというものでした。これも取り組みがあり、改善しようとした動きはあるみたいです。ちなみにノニフェノールは洗剤の界面活性剤に含まれていることもあるようです。洗剤メーカーの改善がされているかどうかは不明です。
いったいサランラップの何が問題なのでしょうか?
やはりBPAが問題なのです。
株式会社環境管理センターの報告によりますと、ポリ塩化ビニル系のラップからBPAの溶出が確認されています。原理としては、食品に直接触れるか、もしくは加熱でラップの表面に水滴ができることによって、水分を介してBPAが食品に移行するという仕組みです。(論文は著作権上、リンクを張り付けることはできないみたいなので文章だけでご了承ください。)
このBPAに関する塩ビ系ラップ企業の取り組みは見受けられませんので、間違いなく①ポリ塩化ビニリデンと②ポリ塩化ビニルは避けたほうがいいでしょう。
③ラップのポリエチレンが安全性が高いことは分かりましたが、色んな記事を見ていると、このおにぎりのように密着させる使い方はしないほうがいいという声が散見されます。
ポリエチレンから溶出するマイクロプラスチックを懸念してのことだと思いますが、こちらに関しても安全性に関する論争があるようです。
ポリエチレンは炭素と水素からできている単純な構造だから安全性があるという主張や、海のバクテリアのえさになるという主張、ポリエチレンによるマイクロプラスチックが人体に影響する可能性があるという声もあります。
ポリエチレンを食べるバクテリアは確かにいるみたいですが、そのバクテリアが海に十分な数として存在しているのかは不明です。海洋汚染を解決するための手段として研究されている内容もあります。
マイクロプラスチックも種類があり、ポリエチレンによる人体への影響は分からないところですが、どうやらマイクロプラスチックは、化学物質を吸着するため、海水や土壌の汚染が懸念されているようです。
私見ですが、仮に人体への直接的な影響がなかったとしても、そこに化学物質を口の中に入れる機会があれば、ポリエチレンによるマイクロプラスチックが化学物質を吸着した場合、有害の可能性があると言えそうです。化学物質と言っても、添加物から農薬といった生活から完全には避けられないところまで来ていますので、結果的にはそういったマイクロプラスチックもできるだけ避けたほうがいいのかもしれません。
最近では、こういったものもあります。ミツバチの巣から採取したみつろうをベースにして作られたラップです。抗菌性があって繰り返し使えます。
見栄えもなかなか可愛いです(^^)
なんと。手作りしようと思えば10分で作れちゃうみたいです(^^)
生活の知恵が溢れていて素敵ですね。
ちなみに余談ですが、レジ袋のポリエチレンは添加剤や酸化防止剤として内分泌撹乱物質のビスフェノールA、オクチフェノール、ノニルフェノールを含む場合があるそうです。ラップのポリエチレンはこれには該当しなさそうですが、エコバッグはきちんと活用したほうがよさそうですね。
シリコン調理器具は安全なのか?
プラスチック容器の代わりにシリコン容器やシリコンの調理器具押しの記事も見かけました。高温でも耐性があるのと再利用ができるという点で人気なようです。
ですが、私はシリコンに対しては異論があります。
シリコンはケイ素を中心として構成されていて、これはアスベストと似た構造なんですよね。
アスベストはシックハウス症候群で有名になりましたが、発がん性があり、肺などの呼吸器官に悪影響するというものでした。実は、アスベストというものは、二酸化ケイ素と金属酸化物の塩から成る鉱物の総称で、該当する鉱物はいくつもあり、定義があやふやなんです。
その仲間のシリコンが危ないんじゃないかという海外論文もあるんですが、日本でも探してみると、こういった報告もあります。
シリコンゴムが脂溶性の条件下で高度の溶出がみられる。しかし、溶出物の多くは胃腸管から吸収される上限である、分子量1000を超えている。シリコンゴムの方が樹脂より、とくに脂溶性条件でより多く溶出する。(名古屋生活クラブ『食品用のシリコン容器からの化学物質の溶出』より)
脂溶性ということは、油に溶出しやすいということですよね。シリコンメーカーによりますと、100℃以下での耐油性は他のゴムよりも低くなるそうです。
一時期、ノンシリコンシャンプーが流行ったのを覚えていらっしゃいますでしょうか?シリコンが毛穴を塞ぐので、頭皮に悪いという理由からでした。シリコンが脂溶性だとすると、頭皮から出てくる皮脂に吸着して毛穴を塞ぐと考えると納得がいきますね。
しかし、もともとシリコンはFDA(アメリカ食品医薬品局)が承認していて、安全性があるという理由でよく取り上げられいます。FDAはそもそも人工甘味料の中でもっとも毒性の強いアスパルテームを承認していたりもするので、食品の安全を保障する機関の中では、信用がないという声も多々あります。シリコンに関しても、熱を加えた食品との反応を調べた研究はないのです。
海外では、シリコン調理器具に対して懐疑的な見方が多いみたいです。
低品質のシリコンコーティングには、危険性のある充填剤であるフィラーが含まれていることがあります。シリコン調理器具をひねって白っぽいものが見えたり、調理をしているときに臭いがしてきたらフィラーが含まれている可能性があります。
科学的な根拠はありませんが、シリコンに含まれる油分についても懸念されています。シリコンに含まれるオイルは強力で毒性があるだけでなく、素材から食品に「移行」する可能性があります。また、鮮やかな色が溶け出すことも懸念されています。(機械翻訳)
シリコンと言えば、豊胸手術ですよね。パーンっとハリのあるおっぱいが手に入るあれです(笑)
上記の内容で想像すると、間違いなく体に悪そうなんですが、やはりですね、癌との関係もあるようです。
乳房インプラント関連未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)
このまれなタイプのがんは、シリコン(および生理食塩水)製の乳房インプラントを使用した女性の乳房組織で発見されており、インプラントとがんの関連性が示唆されています。特に、テクスチャーのあるインプラントに多く見られます。(機械翻訳)
これだけシリコンの有害性を並べてみると全くいいイメージが持てませんね(笑)よって、シリコンもオススメしません。
私も体の支障は加齢によるものだと思っていたのですが、これだけ化学物質が体に影響するものだとすると、化学物質を減らしていくだけで健康への近道になりそうだなと思いました。
すでに生活に密着していてコストもかかることもあることから、すぐに一気に変えていくことは難しいことですが、メンタルも体力も順調であるからこそ、人に対する態度は変わりますし、日々何かに挑戦していく可能性も広がるものです。自己投資と考えれば価値は十分にあるんじゃないかと思っています(^^)
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