自分の星。
前記事で観た映画がモヤモヤしたまま終わったので、同じ主演の別映画を見ました。
通学途中。多分前に通学電車で話題にあげた気がするけれど、私が昔好きだった携帯小説が原作の物語。
親の期待に答えなきゃって自分を押しこめることに慣れてしまった女の子が恋して、自分を見つけていく話。
このヒーローが、私は好き。不思議な人で、でも、絵の才能がすごくある。だけど、自分の絵を手元に残しておきたいから画家にはならないって言ってるコウ。
絵が書くことが好きで少しコウに嫉妬もしてる、家の病院を継がないとって必死に勉強しているけれど、自分を見失っているユキ。
そんなユキにユキの星がみたいっていうコウが私はすごく素敵だなって思う。
星の絵の前で自分の星を、自分という存在を見つけて欲しいっていうの、綺麗な言葉遣いだなって思う。
私も親からのプレッシャーと、親戚からの期待で大学入学までは自分らしさがわからず、ずっといい子でいなきゃ、ってなってたから、なんとなく気持ちは分かる。
大学受験失敗して、少しずつ親からのプレッシャーをクラッシュして、それでも、いい子でいなきゃって感情に苛まれて。
それでも私は私の星がまだ分からない。
社会にでても、わからない。
それを教えてくれる人もいない。
それを見つけ出したユキはすごいな。
自分の星が見えたら、その時は自分の人生も変わるのかな。