【中小企業診断士資格試験】効率的な経営情報システムの勉強法について
本質的な理解も重要ですが、効率的に合格したいと誰しもが考えると思います。初学者、経験者別に効率的な学習方法をまとめました。
私は1次試験の勉強時間として、デスクでの勉強200時間とスキマ時間の活用により、合計543点/700点(78%)で合格しました。経営情報システムは64点でした。
お時間のない方もまとめだけでもご一読いただければ幸いです。
※誇れない得点ですが、基礎知識ゼロから合格点まで効率よく到達しました。2021年度は科目合格者率10%と難しかったのではと言い訳しておきます。。。
読んでいただきたい方(本記事の目的)
中小企業診断士の1次試験を受けようか迷っている方、勉強を開始して間もない方向けに記載します。
情報システムの基礎知識がある方
1度過去問題を解いてみましょう。難しければインターネット検索を活用しても構いません。(直接の答えは見ないでください。)
業務で使用されている方であれば、60%の得点は可能でしょう。他の科目との兼ね合いで必要な得点に応じた学習が重要です。
情報システムを初めて勉強する方
初めて学習される方は、テキストを活用した学習がおすすめです。情報通信分野の基本用語の暗記で解答可能な問題が多く出題されます。
情報通信技術に関する基礎的知識、経営情報管理の観点で出題されます。
過去問5年分を2~3周やってください。
過去問によるアウトプットは、正解がわかれば終わりではありません。全選択肢の正誤判定ができ、誤りの選択肢についてもどうしてその誤ったキーワードを盛り込んだのか(=どうしてそのキーワードだと引っかかる人がいるのか)、まで理解・暗記できるようにしてください。
過去問によるアウトプットの目的は、過去問を解けるようにすることではなく、初見の問題を解けるようにすることです。
1問程度しか出題されないにも関わらず、かなり学習に時間を要する分野もあります。一部の難問は、深追い不要。
また、情報通信分野の技術革新はスピードが速いためか、経営法務の法改正と同様に試験の近い時期に流行・発表されたような情報も出題されます。
例えば、2021年度はUSB Type-C(macに18年搭載)、Phython(19年頃流行りましたよね?)、2022年度は2021年8月公表のDXレポート2.1やブロックチェーン等々
※IT関連はプライベートでしか関わりがないので、流行の感知が遅いだけかもしれません。
2次試験でも1問(20点/400点)だけ関連の設問が出題されますが、細かな暗記は不要です。業務で使用される方でなければ、60%得点を目指しての学習がおすすめです。
暗記をしっかりすれば60%は得点できるような問題になっている年が多いです。
※難易度によっては、60%を割り込んでしまうことも考えて他の科目に時間を配分しましょう。私も試験本番は40点分程度しか自信がありませんでした。残り60点分の設問も選択肢を2択まで絞る等できれば、確率論で60点の得点が可能です。
日常生活で活用しよう
日常生活に情報通信技術は溢れかえっています。日常生活と関連づけて使ってみることが理解が進む最も効率的な方法です。
また、一般人レベルでの流行を収集しておくことで、1~2問追加で得点が取れるかもしれません。
まとめ
基礎知識がある方は、早期の60%得点を目指しましょう。
初めて学習される方は、暗記科目と割り切って対応しましょう。多くの年度では暗記のみで60%の得点が可能です。