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京都を観光するとき、京都に出張するときに知っておいた方がいいこと(その3) ― 夏に京都にいくと死ぬから止めておけ!

暑い日が続いておりますが、みなさま大丈夫でしょうか?



円安の勢いは少しは衰えてきたように思います。
とはいえ、円安の影響でインバウンドが活況です。日本中、どこに行っても外国人観光客を目にします。

さて、今回は外国人にも人気の観光地である京都についてです。
これは過去2回同じテーマで書いている記事の3回目です。

兵庫県出身、東京都在住の私がなぜ京都について書くのか?
疑問を持つ人もいると思います。

京都の人はホテルに泊まりませんよね?
京都の人は有名な観光地に行きませんよね?

これは京都に土地勘のある関西人にしか説明できないかな……と思ったのです。
ということで、第3回、スタートします!

・夏に京都にいくと死ぬから止めておけ!


今回言いたいことは、これだけです。

京都の夏は死ぬほど暑いです。
これ、関西人には常識です。

原因は京都が盆地だからです。
私は京都のことを「デスバレー(death valley)」と呼んでいます。
※他の人が「デスバレー」と呼ぶのは聞いたことはありません。

どれだけ暑いかについては、万城目学さんの『八月の御所グラウンド』でも書かれています。

作中では昼間は暑すぎて野球ができないから、早朝に試合するのです。
まさに、京都の灼熱地獄を表現しています。

さて、簡単に京都の地形について説明しましょう。
京都の主要な観光地は京都盆地にあります。

出所:ジオテック株式会社
https://www.jiban.co.jp/tips/kihon/ground/prefecture/kyoto.htm

京都盆地の一帯が栄えたのは、山に囲まれているため敵に攻められにくいというメリットがあったためです。
盆地は四季の変化が激しいため、日本独特の美しい自然が楽しめます。四季折々の詩が詠まれたのも納得です。

しかし……逆に言えば、夏は暑いし、冬は寒い。それが京都です。

夏の京都は風通しが悪く、熱気が逃げません。
体感温度は5度くらい高いでしょう。
つまり、気温35度の日は40度。気温40度の日は45度に感じます。

夏休みに京都旅行に……と思っている人もいると思います。
本当に暑いので、絶対にお勧めしません。
観光にいくなら秋以降にしてください。

それでは、よい休日をお迎えください!


過去記事はこちらです。


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