【公務員】人事異動も動詞で捉えよう
こんちは、かわこうです。
昨日はこんな投稿をしました。
好きなことを探す時に、名詞ではなく動詞で考えようということです。
例えば、筋トレ好きの人がパーソナルトレーナーになりたいと思ったとします。
パーソナルトレーナーというのは名詞です。
ただ実際どうでしょう、パーソナルトレーナーのやることは、クライアントの話をよく聞いて、まずは入会してもらえるように営業する必要があります。
そして、クライアントからよく話を聞いて本当の希望をよく聞き出す必要があります。
その上で、その人の目標や現在の体型、運動能力に合った方法で指導をしていくことです。
これが動詞です。
筋トレが好きだから、というのは、自分が筋トレをするのが好きなのかもしれません。
自分がやるのが好きで、他者に教えることが全く好きでなければ、これは務まりませんよね。
だからこうやって名詞ではなく動詞で捉えることが重要なわけです。
さて、これを公務員の人事異動についても照らしてみたいと思います。
異動希望を考える時、多くの場合は、課の名前とか自分のやりたい分野のイメージで考えてしまいませんか?
例えば、困っている人のためになりたから福祉課に行きたい、とか、華やかな仕事がしたくて観光課に行きたいとか、あると思います。
ただ、考えてほしいのは、そこに行って具体的にどんな作業をしますか、っていうことです。
困っている人のためになりたいからと福祉系に行った人でも、例えば県庁の生活保護担当の業務を担当した場合、やることはお金の計算とかが大半ですよね。
華やかな仕事がしたたくて観光系に行った人でも、団体に補助金を出すためにその募集をかけて審査をして支払い手続きをして…といった作業になると思います。
もちろん、どの分野に行きたいかを全く考える必要ないとか、考える意味がないとかっていうことではありません。
でも、それだけで考えると、思ってたのと違うということが起こり得るので、具体的にその部署に行ったらどういう作業をすることになるのか、ということを理解しておいた方が良いということです。
例えば、僕は今交通を担当する部署にいますが、大半の仕事が補助金です。補助金審査とかそういった仕事が好きな人は、別に交通のことなんか好きじゃなくてもかなり重宝されると思います。
こういったことです。自分の希望する部署の仕事の具体的な作業が一体どういうものなのか、可能な限りリサーチできておくと良いですね。
名詞ではなく、動詞で考えましょう。