町のパン屋で心を休めるという事
朝起きる
身支度をする
お弁当を用意する
朝ごはんを済ます
最寄駅まで歩く
電車に乗る
乗り換えをする
職場まで歩く
仕事をする
行きと同じように家に帰る
夕ご飯を作って食べる
浴槽を洗ってお風呂に入る
スキンケアをする
髪の毛を乾かす
洗濯物を回して干す
寝る
ーーーーーーーーーーーーーーーー
1日は24時間
睡眠時間を除いたら約16時間
その中で、上記に綴った毎日の必要なルーティンをこなしていく。
若い人がよく口にする「1日24時間じゃ足らない」という言葉。
確かにそうかもしれないが、それはきっと心が休まっていないんだろうなと感じる。
身体の疲れは寝れば取れる。
心の休め方は、自分で決める。
自分の心はどうしたら休まるんだろうか、どうしたらご機嫌になるのだろうか?
私は内向的な人間なので、友人と遊ぶ事でチャージをするよりも、一人の時間を自由に過ごす事でチャージできる。
外交的な人間はすごい、と心から感じてしまう。でも、そういった人ほど自分の知らない所で心が疲弊しているかもしれないと考えるのは、私が内向的だからなんだろうと笑ってしまう。
最近、ふと思い立って日曜のお昼前に町のパン屋さんに入った。イートインもできるお店だ。
目の前の数々のパン。小麦の色だけではなく、枝豆やトマトの色味も加わり、まるでパレットの上に乗せられた絵の具のような輝きを魅せるパン達。
その中から、2個。しょっぱいのと甘いのを選ぶ。
ふと端の方にチーズがたっぷり乗ったクロックムッシュが目に入り、やっぱり3個。
食べ過ぎなので、いっこはお持ち帰り。
窓際の席に座り、スマホはいじらず、自分が選んだパンを頬張りながら窓の外の景色を見る。
そこで、気づく。
今こそが、自分にとって、心が休まっている時間なんだ、と。
これこそが、大切な時間。
心休みの日をもっと作りたいな。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?