旅立ちに、何を残すのか
知人の訃報にあったり
ドラマで石田ゆり子さんが亡くなったり
するのを目にすると
やはり考える。
旅立ちに、何を残すのか。
特に石田ゆり子さんは今際の際(いまわのきわ)に「せめてあと10年は生きて、あれこれしたかったけれど、これも仕方ないわね」といったニュアンスを話していて、いい旅立ちだなあ。
あの時代だからこそ家族に看取られて自宅であり、これが現代なら病院でチューブにつながれていたかもしれない。
そう思うと、人間の旅立ちの思いというのは、医学の問題ではなく哲学マターだね。
30代の若き実業家・岩本栄之助が私財をぽん、と出して建てた。
父の遺産50万円と自分の私財50万円、合計100万円。
明治44(1911)年。現在の貨幣価値に換算すると数十億円になるだろう。
「若造が何を言うか」
という斜めからの意見も出てくることを予想し、
渋沢栄一に登板願い、彼のお墨付き、という舞台設定までした。
儲けたお金を社会に活かす。
この発想は、商人の哲学であり、見習いたい。
何につけ訪れる場所というのがある。
人によるとそれは神社かもしれない。
お寺(菩提寺)かもしれない。
教会の人もいるだろう。
ぼくにとっては中央公会堂が、それにあたる。
自宅やJOYWOWがその圏内にあるというのもご縁だろう。
今朝気づいた。
大阪証券取引所、五代友厚さまの眺めるその先に
中央公会堂がある。
知己の仲であり、共に大阪取引所開設に汗を流し、不遇の最期を遂げた岩本栄之助の成した中央公会堂を、五代様はずっと見守っておられる。そんな気がする(新名工務店、じゃま(笑))。
さて;
ぼくは何を残すのだろう。
現時点はっきりしているのは
JOYWOW経済圏
MAIDO経済圏
を作った。
JOYWOWやMAIDOの仲間たちは、その経済圏の中だけでも十分ビジネスを成立させている。だからといってぼくがその何パーセントかをピンハネさせてくれ、という話ではない(笑) まったく関わってない。そもそもぼくは仕事の増えるのを望んでない。お金もいらん。あ。NPO運営のためのお金は必要だけど。
今朝、ある人から連絡あり、「会社を辞めることになった。強がってるが、実は不安で仕方ない」
彼は一度JOYWOWの勉強会に参加してくれている。
ぼくの返信は、おおよそ次の内容だ。
10月30日、みんなで中央公会堂大集会室貸し切ってイベントやる。
是非忘れずにみんなで眺めたいのがこれ。
楽しみ!!
*残り1,110席ございます(笑)。是非ぜひお越しください。