鬼と人間
鬼と人間
がいる。
鬼は、ゾーンに入ると超(スーパー)サイヤ人に変身する。
早朝だろうが深夜だろうが世の中ホリデーだろうが思いついたら仕事する。時間を忘れる。降りてくると、何言っても聞こえない。見えない。
人間はそんなことしない。自分の時間、自分のペースで仕事する。
創業社長、アーティストは鬼だ。
昨日紹介したBE:FIRSTのメンバー、全員鬼。
SOTAは深夜であろうが、ダンス自主レッスンやる。
やらなければならない
のではなく
やりたい・やらないと寝られない
からやる
超サイヤ人で放電しまくりながら、踊る。
降りてきたら、何時だろうが、書く。あ。ぼくのことです。
業務連絡してしまう。送って、気づく。
「!! 3時だ」
こういうぼくの習性を知っているから、JOYWOWの由歌利は夜、Slackを通知オフにしてる。
でね。
起業し、25年間自分でビジネスを育ててきた、そしてコンサルティングで経営者と並走してきた経験から言うと
超サイヤ人
になる時間が、必要なんですよ。
ところが、多くの社員さんは人間。
もちろん、例外もいます。ぼくの知ってる若い社員さん、鬼で、超サイヤ人です(笑)
この、超サイヤ人と人間の「合わなさ」が、いろんな問題を引き起こす。
人間にはさまざまな法律がリンクされてる。
「働き方改革」はまさにこれ。
人間なんだから、ゆるーく、私生活も楽しみながら、そこそこ働きましょう。
今年は三連休が11もある。休みながら仕事しましょう。私生活も充実させて。
そしてちょっと気に入らなければ、「キャリアアップ」のために、転職しましょう。
そりゃ、経済落ちていくよ。観光地として、リッチな外国人観光客眺めるしかなくなるよ。働いてないんだから。
『エコノミスト』で「フィリピンが知らぬ間に経済成長してるよ」(Without fanfare, the Philippines is getting richer)という記事読んだ(Apr 23rd 2024)。グラフ見ると、たしかに。赤がフィリピン。
理由は簡単。働いてるから。
経済がすべてではない。それはわかってる。お金がすべてではない。重々承知。
・働くのは、お金のためだけではない
・仕事そのものが楽しい
・それは時間で測定できるものでもない
これ、鬼の言い分。
働き方についての議論に、「鬼(超サイヤ人)と人間」という軸も一つ、加えないと、ほんとうの話ができない。