振り子はアナログへ戻る
声帯を使わないと老いが進む
らしい。
確かに、矢沢永吉、郷ひろみ、ユーミン、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー・・・みんな歌ってる。明石家さんま、ずっとしゃべってる。元気。声帯は筋肉だから、使えばつかうほど鍛えられる。
コロナ外出自粛時代、外出しない、誰とも話さない、という老人が衰えたのは、声帯を使わないから、という理由も大きいのかもしれない。
うん。しゃべりまくろう。歌いまくろう。
皆さんも、歌いましょう。楽しいし、健康に良いみたいですよ。
よっしーからお年賀としていただいた。
早速ランチに。
石川県金沢市にある「不室屋」さんの製品。
コンパクトなお麩になってて、お湯を注げばできあがり。
美味しい加賀麩のお味噌汁。幸せです。
ニューヨーク在住日本人への手土産で一番喜ばれたのがこの製品。
嬉しくいただいてたら、「アナログ」という文字が浮かんだ。
もう2年前になる、DX、DXとうるさいけれど、いまぼくたちに必要なのはAXだと書いた。デジタルよりアナログ。
それから2年経ち、デジタルはずっと進んだ。一方、アナログ・・・現場の人のちからはめっきり衰えた。使わない声帯のように。
麩が美味しいのはアナログだ。ぼくの舌が、鼻が、喜んでる。物理的な感覚。
歌詞
「この目」アナログだ。人間の身体そのものがアナログ。
フォーカス・マーケティングでは「販売時点(POS)はあくまで点、ビフォアフターも含め、面としてとらえよう」。
さらに、「結」&「耕」を。こちらは手描きで。
ビフォーを「結(顧客と関係を結ぶ)」
アフターを「耕(関係を耕す)」
時間とする。
何で結び、耕すのか。
ぼくは糸電話と思う。
糸電話だから、じっと耳を澄まさないと聞こえない。
丁寧に1人と向き合い、わかりやすい言葉で話さないと伝わらない。
たとえ糸電話する相手が10人いたとしても、10分の1ではない。
ひとり、ひとり。1だ。
『たった1人』本は、12年後、デジタルに振れすぎた振り子がアナログへ戻ることを予言してる。
商いは、人が人に対してする営み。
デジタル・・・セルフレジ、チャットボット、自動音声、AI秘書、ホテルに著しいバージョン・ダウン(製品も、接客サービスも)ですっかり冷え切った現場とそこで働く人のモチベーションは、温めないといけない。
昨日記事、客室乗務員の防御的反応は貧しい。冷たい。彼をどうやったら温められるか。
アナログだ。糸電話。システムは致し方ないとしても、上司が丁寧に彼の声に耳を澄ませる。客室乗務員も丁寧に客の言うことに耳を澄ませる。
大阪企業家ミュージアム行くと、現代日本の礎を作った人たちに会える。
この動画では良さが伝わらないのだけど(笑)、入場料300円、大阪にお越しになる機会があれば、是非。
デジタルが出たのはわずか20年ちょっと。
企業家ミュージアムの大先輩たちは100年以上。そしてアナログ。
振り子は、間違いなく、アナログへ振れる。
そして、ぼくたちのチャンスも、アナログにある。
加賀麩が幸せを運んでくれるように、アナログで社会にJOY+WOW+LOVE and FUN(喜び、感動、愛、楽しさ)を増やしましょう。
腕が鳴るね!!
あ。そして
歌いましょう。
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