置きにいかず、自分たちの価値観、世界観を世に問う
ただ飲んで、しゃべってるだけなのに面白い。
BE:FIRST RYOKI&SOTA。この二人、本当に仲がいいんだなあと安心する。彼らがいてこそのBE:FIRSTだと思うから。
ダンス、ボーカル、そして世界観・価値観といった抽象的な柱を支えているのがRYOKI&SOTA。
途中、SOTAが酔っ払った。RYOKIが自然と話を増やしフォローしている。彼の優しさ、アタマの良さだ。
メンバーで海外旅行、どこ行きたい?
となったとき、ハワイとニューヨークが出て、ダンスの原点はニューヨークだし、という話が自然に。いまの彼らなら簡単に行けるだけ稼いでいるが、たぶん、時間が取れないだろうなあ。
他のメンバーについて語る。丁寧に見ている。愛がある。
「デビューが最終目的になっちゃうことってあるじゃないですか」(RYOKI)
あるよねー。NiziUがそれだ。彼女たちが一番輝いていたのはオーディションであり、デビュー後パッとしない。
BE:FIRSTは、デビュー前のオーディションから観ている。いまは無くなってしまった朝のバラエティ番組「スッキリ」に登場し、デビュー曲「Gifted.」をパフォーマンスした。録画して残してある。
いやー。デビュー曲といえば、もっとポップでわかりやすい曲にするのが普通だが、作品志向。
BE:FIRSTの楽曲でもポップなのが好き、という人が多いのだが(たとえばMoment、Message、Bye-Good-Bye)、彼らがやりたいのは作品性の高い・・・つまりは新しい価値観の提案だ。
SKY-HIさんが番組内で言ってたが、「置きにいかず、自分たちの価値観、世界観を世に問いたかった」。
ここまで自分たちの熱量、価値観、世界観を自分たちの言葉と論理で語る日本の芸能人って、いたか?
というか、商いの世界でも、「置きにいかず、自分たちの価値観、世界観を世に問う」姿勢の商人(あきんど)は少ない。
「売る」ための創意工夫はせず、ただ流れに迎合し、「売れたらラッキー」。
先日もそういう商人と話すことがあり、「何なんだ? この違和感」と思ったが、そうか、理由はここにあったか。
流通は確実に、価値観、世界観を捨ててる。
昨日の午後。
ローソンでレターパックライト買った。
レターパックライトは郵便局絡みなので現金のみだ。
支払って、「レシートください」
「出してます、そこ」
指の先は機械を指してる。
たしかにぼくの側にベロっとレシートが出てる。
「出してます、そこ」気に入らないから、レシート受け取らず・・・というか、機械からはがさず、店出た。
これが商いか? ローソンの価値観、世界観って何だ?
いやいや、ローソンに限らない。スギ薬局もアウトだし、セブンもとっくの昔に捨ててる。
話を戻す。
SKY-HIさんが取り組む「変える」ことが、確実に、変化を生み出していて、そしてそれは音楽界(芸能界)の革命になっている。
ベストヒット歌謡祭というのがあった。
出張中だったのでチラッとしかライブで見れず、帰宅後録画を観た。ジャニーズ下降、BMSGの上昇をはっきり感じた。
「新しい世界が始まっている」感じた。熱く語っている動画を見つけた。
動画長いので、コメント欄を読んでみて。
彼ら音楽ファンを置いてきぼりにしてきたのがこれまでの日本のテレビ、芸能界なんだ。
JOYWOWがやろうとしているのは「ビジネスの世界にJOY+WOW+LOVE and FUNの総量を増やす」
これも革命だ。
SKY-HIさんや、BMSGのみんなの活躍に力をもらえるのは、底に「革命」という共通項があるからなんだろうなあ。
そしてそれは特に難しいことではなく、「自分の価値観・世界観を大切にし、発信する」「時代に迎合しない」というだけのことなんだけど・・・やっぱり、難しいか(笑)