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スマホ捨てよう。街に出よう。

今日2月4日はフェイスブック20歳(はたち)の誕生日。

数あるSNSの中でもいまだ存在感は大きい。

次のグラフは2024年1月時点の各SNSアクティブユーザー数。

The Economist, Feb 1st 2024記事より

ただ、エコノミストは、「ソーシャル・ネットワークの終わり」と言っている。同感。

ぼくがフェイスブックを利用し始めたのは2011年の始め。東日本大震災が3月11日、数日後ニューヨークへ飛ぶくらいから熱心に投稿始めた記憶がある。

当時はなんでもかでも投稿してた。

マンハッタン5th Aveでランチ、天ぷらうどんなう

とかね(笑)

台北のモスバーガーでも日本みたいに手描き看板!!

投稿するのに何も深く考えず、ただ、面白く感じた自分の気持ちを。とっとこ、すととん。

さて、2024年は。
めっきり投稿減った。2020年あたりから。

note更新をお知らせするためのシェアは毎日やってるが、「公開」ニュースフィードほぼゼロ。

Xも同様。

インスタは時々、きれいな朝や夕空をシェアするくらい。

TikTokやってない。

美味しい料理、美味しいお酒、写真撮る前に食べちゃう。飲んじゃう。

エコノミスト記事を読むと、アメリカ人も同じ傾向のようだ。

アメリカを対称とする調査によれば2023年、自分の日常を投稿するのはわずか28%(2020年は40%だった)。61%が投稿を厳選する。

ニュースのシェアもしない。スペイン、アメリカ、イギリス、いずれの国も右肩下がり。

フォーカス・マーケティングの基本戦略ではインターネットを鎖国する。
狭く絞るためだ。

つまり、フェイスブックであればグループを作り、特定の人だけを招待、その中でシェアする。
勉強会参加者グループでは学習資料やプレゼンを共有するために使う。時には特定のトピックについて議論する。

JOYWOWはYou Tubeチャンネル持ってるが、あくまで勉強会のアーカイブ動画のシアターとしてであり、再生回数稼いでお金にしよう、なんてのはない。つまり、鎖国内テレビ。

「ソーシャル・ネットワーク」「ソーシャル・メディア」という言葉からは「知らない人に簡単に低コストでリーチできて、それがビジネスチャンスをもたらしてくれる」語感を与える。ひと頃はそれが現実になっていたかもしれない。

しかし。

もはや、みんな「広く公開」しない。

振り子は元に戻る

というぼくの昨今の主張は、SNSにも当てはまる。

ほんとうに自分の役に立つネットワークは、小さなスクリーンからは生まれない。

足を運び、会う。
手を動かして、手紙書く。葉書書く。

身体全体で、リアルに交流する。人間のコミュニケーションの9割以上が、非言語でやりとりされる。

行動こそが開運だ。

犬も歩けば棒に当たる

というように、歩けば何か生まれる。運は確率。
10回行動するより100回行動するほうが確率は高まる。

そしてやがて、運命からの招待がやってくる。
BE:FIRSTの歌詞にある。

ただ待ってたわけじゃない。
行動するから、運命が招待してくれる。

スマホ捨てよう。街に出よう。

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