明日はもっと良いものをつくろう
恋してしまった。
milet。
街歩いても目につく。
大晦日、番組「もうすぐ紅白」でトークしてる様子見て、惚れた。もともとドキュメンタリー『Dearにっぽん』ナレーションで「いい声してるなあ」というので名前覚えてた。
誰か電話番号、教えてください。LINEでもいいです。
ガウディは図面を作らなかった。
役所に提出する必要はあって、「おざなり」のものは描いて提出してたが、実際の現場のものづくりでは図面なんて使わなかった。なぜなら、彼が作ろうとしているのは3D立体であり、2Dの図面では表現しきれないし、現場仕事する職人(石工)には理解できないから。
曲面が多い。
幾何学で双曲線面といわれるものがある。
すべて直線で出来ている。曲線はない。
ガウディ建築は、直線で曲面を作る。背景に幾何学がある。
建築は誰が作るか。石工たちだ。
図面が作るのではない。
ガウディ、石工たちに、ミニチュアの模型を作って「こんなの、作りたい」と示す。
「どうやって?」は自分たちで考える。
自分で想像力をふくらませ、模型のようなカタチを作ろうと知恵を凝らす。
図面=正解通りに作らねばならない、となったら、それは義務となり、クリエイションではない。単なるロボットだ。
サグラダ・ファミリア=JMJ(イエス、マリア、ヨセフ)聖なる家族の家
を作るのに、義務はない。
喜びしかない。
「どうしてもわからない」石工には「この点とこの点を結んでみたら、ほら、曲面ができるでしょ?」と根拠で示した。誰でもわかった。
ガウディは想像力&創造力に長けていたが、何よりすごかったのは「石工に働く喜びを感じてもらった」ことだ。
ものづくりをする人に全体を見せず、細かい部分の作業だけをひたすら義務としてやらせる・・・最も人のやる気を、喜びを、失わせる方法だ。
でもこれって、2024年1月の多くの仕事現場でやってることじゃないか?
システムががっちり出来上がっていて、それはシステムのためのシステムであり、全体像が見えないまま、「あなたのジョブはこれです。そっから先は出ないでいいです」。
ネットに聞いてみた。
くっだらねー世の中は、こいつのせいじゃないか?
サグラダ・ファミリア工事現場は1882年に起工以来、今日まで一件も死亡事故が起きていない。それは、「ものづくりの喜び」のために職人たちが仕事しているからだ。
ガウディは、1926年6月7日夕方、ミサに出かける前に仕事を終えた職人たちに言った。これが現場でのガウディ最後の言葉となった。市電に跳ねられ、それがもとで亡くなってしまうから。
「諸君、明日はもっと良いものをつくろう」