![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126694831/rectangle_large_type_2_abc62c73739e66de1ad09c816d5b5ec5.jpeg?width=1200)
愛読書を聞かれたら
『の』
と答える。
![](https://assets.st-note.com/img/1704432695912-biYyDZSmxq.jpg?width=1200)
わたしの
お気に入りのコートの
ポケットの中のお城の
・・・冒険が始まる。
サイズと時空を超える
すべて「の」でつながって。
そして最後
お気に入りのコートの
ポケットの中の
わたし
ん? わかった・・・気がするが、わからない。
この放り出し感。
39回「の」でつないで。
これぞアートです。
子どものころ、「の」で発想してた。あなたもそうだったはず。
たとえばぼくで覚えてるのは;
鉄腕アトムのアニメを自分で作って。
アニメセルロイド「の」
先にある宇宙空間「の」
ロボットたち「の」
遠いふるさと「の」
大統領「の」
幼い子ども「の」
ペット「の」
しっぽ「の」
先「の」
こびと「の」
ポケット「の」
中「の」
ロケットが発射したばかりで切り離した二段目「の」
落ちた地面「の」
農地「の」
端っこ「の」
家に住んでいるのが仮面の忍者赤影。
赤影「の」
忍術訓練所「の」
風車のリビングルーム「の」
炊飯器が壊れていて、だから直すため「の」
電器屋さんが乗ってきた紙飛行機「の」
パイロット「の」
ゲゲゲの鬼太郎「の」
髪の毛の中「の」
目玉おやじ「の」
・・・終わらない。
自由に「の」で連想できた。
それが大人になって、システムに慣れてしまうと、どうしてもつまらなくなる。因果関係がつながってしまうから。
2030年のコンビニはどうなるか
なんてのは、いまの延長線で考えてしまう。
各家庭の冷蔵庫内蔵AIが足りないものを自動的に登録コンビニに発注する。
コンビニは発注すら、顧客にやらせるようになった。
買うものはたいてい決まってるから、発注できるアイテムは事前登録。ミルク、パン、フロア掃除シート、トイレットペーパー、歯みがき、歯ブラシ・・・・
支払い、顧客が事前に済ませる。実のところ顧客の運転資金たてかえなのだが、気づく人は少ない。コンビニ店舗には人がいない。というか、店舗すら、ない。
セブンイレブン、ローソン、ファミマ
というのはスマホアプリの中だけに存在する。
顧客は倉庫に取りに行く。倉庫はセブン、ローソン、ファミマ共同利用。
毎月定額が引き落とされるサブスクシステムで、金額大きいほうがキャッシュバック金額も大きくなる。
とはいえ、3万円で0.1%、5万円で0.2%、10万円で0.5%だからそれぞれせいぜい300円、1,000円、5,000円、高が知れてる。
2025年、物流が人手不足のピークに達し、店から顧客自宅までのラストワンマイルは自分で取りに来てくれ、配達はしない・・・が当たり前になった。
こうなって困るのが情弱高齢者だが置いていかれてる。2026年までは出張販売トラックが動いていたが、それも「本部の意向」とやらで、なくなった。
・・・なんて暗いんだろう(笑) やな未来だねー。
現時点の前提やシステムをもとに思考を敷衍していくと、どうしてもこうなってしまう。暗い未来しか出てこない。
JOYWOWはビジネスの世界にJOY+WOW+LOVE and FUN総量を増やすことを発想せなあかん。
世の中のすべては確率でできてる。
熱が、熱いものから冷たいものへ移動する理由。
オーストリアの物理学者ルートヴィヒ・ボツルマンくんの意見によると;
熱い物質の原子のほうが運動するスピードが速いため、冷たい原子にぶつかって、自分のエネルギーを与える可能性のほうが、逆より高い。つまり確率なのだ。絶対的な法則ではない。
![](https://assets.st-note.com/img/1704434476768-SrVP7gDTPR.jpg)
上に書いたコンビニの未来も、確率で決まる。論理ではなく。
だとすると「面白いほう」に確率は高まると信じたい。
ならば、「の」で面白い未来を描いたほうが絶対楽しいよね。
コンビニ「の」
冷蔵庫「の」
サッポロ黒ラベル「の」
ふるさと「の」
北海道工場「の」
説明してくれた女性スタッフさん「の」
![](https://assets.st-note.com/img/1704434859550-RHin18KE66.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704434885468-u3Qk8IOCyj.jpg?width=1200)
・・・ビール飲みたくなってしまった。
今日はここで、
「の」
終了。だめだこりゃ。