人口が減る社会、いいことばかり
給与はビジネスモデルから出ている。
言い換えれば、あるビジネスの利益はビジネスモデルが生み出している。
ビジネスモデルは機械であり、「人」は要素の一つに過ぎない。
特に社名は秘すが、ある店で働いているAさんの話。
彼女は家具売り場に配属された。
家具は、情報商品だ。
「わざわざ」店舗を訪れる顧客は実際に家具の質感や手触りなどを確かめるためにやってくる。
「情報」体感のため、当然、販売担当に質問する。
ところがAさん、答えられない。なぜなら、教育を受けてないから。家具についての。
その店には、そのようなシステムがない。
ベテランのお局様は知識豊富なのだがふだんは現場にいない。
Aさんが質問しに行くと不機嫌な顔される。
たとえば、ニトリのビジネスモデルを見てみる。
ドラッグストア、コンビニ、スーパー、ファミレスの無人化も、「人ではなくビジネスモデルが利益を生み出す」ことを突き詰めていった結果、いまの「接客を捨てる」戦略に行き着いたのだろう。
「ビジネスモデル優先、人は要素の一つ」この先はどうなるかというと、無人店舗だろう。
そもそもコンビニは24時間営業する意味が薄れている。だって年寄りばかりの国だから、夜は9時には寝てる。店開けておく意味がない。
まあ、日本も生産年齢がどんどん減っていっているから、致し方ないのかもしれない。
人口が減る社会において、次、どうなるか。
#1. 学歴
が無意味になる
あたまが良い・悪いというより、身体が元気でしっかり動ける人こそが「人間ならでは」の仕事・・・笑顔の接客、気の利いたサービス、ロボットにはできない力仕事・・・ができる。
#2. テーマパークがスッカスカになって、ゆったり楽しめる
若く生まれた子たちは、生まれつきファストパスを手にしている。
行列に並ぶ必要がない。
#3. 移動が楽になる
新幹線や飛行機の便数は極端に減るが、それでも箱はスッカスカだから、とても楽になる
*リニア新幹線の存在意義がますます薄れる
#4. 転職し放題になる
#5. 「省人化」というビジネスチャンスが増える
現実に、B2Bビジネスで、生まれてきている。
#6. 地球環境が良くなる
星空が美しくなる 海がきれいになる ゴミが減る
地球にとって、人間が存在するメリットはゼロなわけで、現在日本が先頭きって少子化に進んでいるのは、人類全体の流れなのだろうね。
ということで、良いことしか起こらない。
あれ? ビジネスモデルの話をするつもりが、一筆書きで書いてたら、こんな結論になっちゃった(笑)