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フリーランスのあなたに今日まずやってほしいこと

フリーランスの皆さんに向けて書いています。
いや、ビジネスする人全員に必要なことかな。

ビジネスにはコンセプトが必要です。

コンセプトというのは、あなたの提供する価値(製品・サービス)について、次の問いに答えるものです。

誰に
何を   売るのか
なぜ

たとえば、この記事のカフェでいうなら;

誰に;デジタル社会でストレス感じながら真面目に働く女性

何を:ゆるみ

なぜ;喜びが増えるから

ストーリーとしてはこんな感じ。

一方、コンセプトは戦略の地図。

戦略は、「誰に好かれたいか」と同時に「誰は相手にしないか」を決めること。

なぜなら、これで蓋然性、わかりやすくいうとギャンブル性を減らすためです。

SNSって、「駅前の看板が大きくなり、全国的、いや、全世界的になった」と勘違いする人が多いんだけど、それがビジネスのアーキテクチャー(構造)を弱めてしまうことが多い。

ビジネスを創る、というのは、建築物を建てるのと同じです。

JOYWOWの入っているビルのエントランスですが、これは建築をよく表しています。

鉄を鉄骨にし、石を装飾にし、繊維をソファとして配置し、鉱物で作ったガラスを採光に使う。

「ここから中はウチ、ここから外はソト」と、空間を明確に切り分けます。

「誰に好かれたいか」と同時に「誰は相手にしないか」を決めること。

まさにアーキテクチャー。構造物。

ビジネスも同じで、「全人類に買って欲しい」というのは思考停止です。非常に危険だし、経営リソース(ヒト・モノ・カネ・情報・エネルギー・・・)をギャンブルに使うようなものです。

狭く・濃く、捨てていく。

狭く・濃く、捨てればすてるほど、偶然は消え、必然が増えます。

フリーランスは仕事を受注することに注力するあまり、「誰でもいいから買ってくれ」になりがちです。

たとえば、マッチングアプリ「クラウドワークス」や「ココナラ」に登録する、ということはまさにこれです。

ぼくは独立したとき、「自前主義」を決めました。

だから、「お仕事依頼ドットコム」や「セミナー講師コム」みたいなところに登録しませんでした。したほうが目先の仕事は来たかもしれません。

でも、仕事の発注主にとってみれば「阪本でなければ困る」というのではなく、「価格」「スペック」「実績」だけの無機質な条件での選択です。

ビジネスは長く育てていくもの。だからこそ、コンセプトを明確に、戦略とストーリーをわかりやすく言語化しておきましょう。特にフリーランスは。

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