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なんでもない日乾杯!
捨てよう
商売長くやってると、さまざまなテクニックが身につく。ノウハウも増える。顧客データも増える。クラウドサービス内(DropboxやEvernote)に保管している書類やプレゼンテーション資料も増える。「なんでこんなものがあるんだ?」という意味不明の在庫も増えるだろう。とにかくいろんなものが増える。減ることはない。宝の山に見えるか、それともゴミの山か。
ゴミの山だ。
なぜなら、時代はどんどん変わっている。それら「増えた」は過去のゴミ。
腕の悪い人は、「増えた」を何かの道具でなんとかしようとする。顧客データが宝の山に変わるかもしれないと期待。変わらない。顧客は「データ」の間はただの数字だ。体温もって、笑って泣いて、感動する一人の人間として把握できていない限り、その人がもう一度買ってくれることはない。感情に寄り添うことなく、売れることはない。
捨てる目利き。選別する力。これが、実は商いには、とても重要な能力だと思う。
では何を基準に選ぶか。捨てるか。
具体的に、たった一人のお客さんの顔を浮かべる。「あの人の喜びを増やすためにこれは役立つだろうか?」
感情への寄り添い力、おもんばかる力、愛が、試される。
歳を取らない方法
お話変わって、「歳を取らない方法」について。
人はなぜ歳をとるのかわかった。
お誕生日を祝うから。
「ハッピーバースデー!!」やるよね?
あれって、「1つ、年齢足しましょう」の儀式。
足すけど、減らすことはない。4歳から5歳、51歳から52歳、81歳から82歳・・・えんえん、増え続ける。増えるより減らすほうが難しいのは商いと同じ。そして、減らすほうがいいのも同じ。
誕生日プレゼントとか、お誕生日会とか、やめてしまうといい。
ぼくは「お好みの年齢で自分の歳を決める会」をやってるので、24歳なのだが、これがあなたバカにならないほど効果ある。モテるようになった。モテるあまり、出張先のホテルでは館内にいるオバケ(地縛霊、憑依霊)が集まってしまって、一晩寝られなかったりした(その話はまた今度しますね)。
お誕生日会とか、お誕生日プレゼントとか、記念日なんちゃらとか、「義務」が含有されるやん。それ、濁るよね。そうじゃなく「なんでもない日乾杯」のほうがサプライズで、いい。
これ、子どもへのお金の英才教育にもなるよ。何でもない日にお小遣いあげる。プレゼントあげる。ぼくはこの前、靴をプレゼントした。だまされたと思って、やってみるといいですよ。子どもは「不労所得の美味しさ」を学ぶ。不労所得って、良くない感じがするかもしれないけど、風の時代、一番大事な所得なんです。なぜなら、因果を超えてるから。因果が結べる所得は、つまらない。
「何もやってないのに、なぜかお金が入ってくる」
これ、子どもにとって、すごく大事です。いやらしさ、いやしさが、消えるからね。お試しあれ。