![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/17606326/rectangle_large_type_2_41b6dcc6d1326596bac1250066097a93.jpeg?width=1200)
夢中 #19
瀬戸内かわいい部のやすかです。新年あけましておめでとうございます。昨年のせとかわデニムプロジェクトについて振り返っていて、お伝えしたいことが湧き上がってきたので、記事を書かせて頂きました。文体が普段と異なりますが、ご容赦くださいませ。
------------------------------------------------------------------------------
人は、夢の中にいるときに、それが夢だと気づけないのかもしれない。
文字通り「夢中」で駆け抜けた2019年のせとかわデニムプロジェクト。成し遂げたことがあった。力が及ばなかったこともあった。
それでも、いつもスクリーンの向こう側には「デニムのB反でかわいいアイテムをつくるんだ」という同じゴールを目指す仲間がいてくれた。
どんなアイテムを作るのか、どうやって作るのか、全体のスケジュール、コンセプト、価格、仕様、販売方法、PR・・・
一人では、どう解決したらいいのか、途方に暮れて糸口の検討もつかないとき、誰かが必ず助けてくれた。
基本的にはオンラインのコミュニティ。
だけど私たちは、できる限り「直接会って話す」ことを大切にしている。
イベントや会議とあらば、たとえ遠方でも時間を捻出して会いに来てくれるメンバーたち。会社のお昼休みに30分話すためだけに、わざわざ車で駆けつけてくれたこともある。
顔が見えると、「そうだそうだ、私はこの人たちとチームでやってるんだよな。」と思えていつもパワーをもらえる。
「一人ではできないこと。でも、みんなでやればできる。」
誰もがどこかで一度は聞いたことがあるような、すごくシンプルなこと。
知識としては知っていたけど、日々のやりとりの中でそれを実感するとき、なんとも言えない幸福感に包まれる。
「わたしたちはどこへだって行ける。」
デニムピクニックシートのテーマであり、もはや私たちの合言葉のようになりつつある大好きなこのフレーズ。
不安な時は自分を奮い立たせるために、うれしい時は幸せな気持ちを共有するために、幾度となく唇に乗せてきた。
素敵な言葉は、まぶたの裏に素敵な光景を運んで来てくれる。
「わたし」だけなら二の足を踏んで諦めていたかもしれない。
でも、「わたしたち」なら、どこへだって行けるだろう。
いつか、何十年か経って、今を振り返ったときに、「過ぎた日々」ではなく「過ごした」日々だったと自信を持って言えるだろう。
そんな瞬間を、瞬間の連続を感じながら生きていられることが、何よりも尊く、ありがたいことだと思う。
Photo by Helen Suzuki, Yasuka Umezaki
今日の書き手:やすか 瀬戸内かわいい部運営。岡山生まれ岡山そだち。かわいいカフェ、雑貨、旅がすき。
いいなと思ったら応援しよう!
![瀬戸内かわいい部](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31942406/profile_040d3f4508b0b2d731acbd89a720289a.jpg?width=600&crop=1:1,smart)