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叶えるのは自分
よくお寺や神社にお願いしたりするよね? あれ、ムダだからやめたほうがいいよ(笑) いや、お賽銭とかはね、運営費、管理費として使われるからあげるのはいいんだけど。
神社には神さまがいる。お寺には? 誰がいるのかよくわからない。いや、ブッダが見守ってくれているとしようよ。でもね。ブッダって、王子様の身分も家庭も捨ててマイ・ウェイ歩いた人だから、そういう世俗的な願い事は「知ったこっちゃない」と相手にしないと思います(笑)
「わたしには子がいる。わたしには財がある」と思って愚かな者は悩む。しかし、すでに自分が自分のものではない。ましてどうして子が自分のものであろうか。どうして財が自分のものであろうか」(ブッダ『感興のことば』20)
ほら。所有を一切認めてないもん。そんなブッダに「もっと儲かりますように」とか「高校合格させてください」「素敵な彼ができますように」と願ったところで「知らない」と言われるに決まってる(笑) 「彼はあなたのものであろうか」とか返されて、よけい話がややこしくなるだけだよ。
昔の人も「これじゃあなんか、元も子もないっすよ」「うーん、わかるけど、面白くない」と思ったんだろうね。なので密教が出てきた。かなり派手な衣装を着て、護摩炊いたり、火あげたり、派手にやった。見ていると、「上がる」ようなパフォーマンスやった。これが受けた。なんだか、願い事、叶う気がした。げんに叶った! 密教スゲー。密教いいぞ!
種明かしすると、願い事を叶えたのは密教でも護摩炊いたお坊さんでもなく、もちろんブッダでもなく、「自分」なんだ。正確に言うと、「自分の潜在意識(地下2階)」。パフォーマンスで振動数が「上がった」。振動数が上がると、潜在意識(地下2階)も広がる。プールのたとえで説明するね。
早朝のホテルプール。誰もいない。
あなたは昨夜部屋飲みしたワインのコルクを持ってきた。プールに入る。プールって、面白くて、入った自分の周辺は「自分領域」って感じがするけど、別に境はなくて、ずっと向こうの20メートル先にある端っこまでも自分領域といえばいえる。
コルクを浮かべる。コルクを願い事としよう。これを動かすためには、コルクを持つ必要なくて、水をパシャパシャするだけでいい。20メートル先の端っこまで届けられる。
この、コルクを動かす水の働きが地下2階の仕事。地下2階は自分の過去世、未来世、さらには人類の集合的無意識((c)ユング)までつながっている。だから、自分一人でなんとかする必要なんてなく、「みんなとひとつ意識」になって、叶える。
わかりづらい話で、ごめんね。無意識は無意識って言うだけあって、顕在意識の言語では説明できる限界がある。限界あるんだけど、そうなんです、としか言えない。
叶えるのは自分。なので、自分の振動数を高めておく。具体的な方法は「いつも笑顔でいる」「プラス言葉を使う」「マイナス言葉は使わない」「周囲の人に親切に、役立つことを意識する」。
「周囲の人に親切に、役立つことを意識する」といっても、大げさなことはしなくて良くて、たとえば、ゴミ出しの日を間違えず、ちゃんと出す、とか。そもそもゴミの分別をちゃんとするとか。そういうレベルのもので十分です。
繰り返し。
「叶えるのは自分」です。