マインドフルネス、すべて気のせい
今日の午後はJOYWOW教養講座、テーマは「マインドフルネス」。
そこで参考までに評判のウェブAI「ChatGPT」へ「マインドフルネス」について訊いてみた。英語と日本語両方で。
ふむふむ、やはり予想通り、どちらかというと知性だ。Mindという英単語は、Brainに近い。つまり、脳。
オックスフォード英語辞典。
大前研一さんのタイトル、訳すと『戦略家の頭脳』って感じです。
ピクサー映画『カールじいさんの空飛ぶ家』を久しぶりに観た。劇場で上映した時観たが、きれいさっぱり忘れてる。
そう、AIにできなくて、人間ができる強みは「忘れる」ということだ。
いやー。こんなに面白かったとは。
特に冒頭部分、カールとエリーの結婚生活を、セリフなし、音楽のみ、わずか4分弱で物語る部分。何回観ても泣ける。ピクサーの底力。
この結婚生活の間、カールはマインドフルネスだったはずだ。瞬間瞬間を肯定していた。もちろん、人間が生きていく中で、つらいこと、逆風はある。彼らにもあった。カールとエリー夫婦にとって、格別につらい出来事も、4分弱の中の一部として描かれる。セリフなしに。
エリーを失ったあとのカールじいさんは「脳」を働かせなければ生きていけなくなる。
ところがこれが、後半部分、埋め合わせるかのように事件が起きる。そしてそのおかげで「脳」から「マインドフルネス」へと戻る。
人生って、よくできたものだ。
幸福の反対は、不幸・・・ではない。
幸福に感じないだけ。
不幸の反対は幸福ではない。
障害がある状態。
幸福にせよ、不幸にせよ、すべて主観であり、身もふたもない言い方をすれば、気のせい。
ぼくも毎日いろんなことがある。逆風が多い。
でもね。すべて「気のせい」だと思えば、楽になる。
これぞ究極の「ゆるみ力」やね(笑)