胃腸とホルモンと心の関係
大久保愛 著 『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』から引用
私たちの心の健康は、さまざまな「ホルモン」が作用して、バランスが保たれている。
その心に必要なホルモンは、ただ黙っていても、自然と豊富に出てきてくれるわけではない。
そのホルモンが必要とする「栄養」がなければ、きちんと安定して分泌されない。
ホルモンが分泌されなければ、からだや脳の中のバランスはくずれ、心の状態に影響する。
例えば、
・心が晴れず何をやっても楽しくない
・うつっぽい症状を感じる
・なんだかやる気がなくなる
など
ホルモン分泌の栄養が不足しているとき、
どんなにポジティブな人でも、
・ストレスに負けやすくなる
・ネガティブな感情が芽生える
食べたものの栄養を吸収し、そのホルモンが受け取れる状態へと変える仕事をしてくれるのは「胃腸」。
つまり、
心が必要とする栄養をちゃんと吸収するためには、胃腸を良い状態にしておくことが、とても大切。
本来とるべきではないものを多く食べてしまったことによって、
胃腸に負担がかかり、未消化物や細菌、重金属などの有害物質が、排泄できないことにより、体内に吸収される。
著しく腸内の環境を乱した状態は、
・からだの不調
・情緒不安定や、興奮、ぼーっとする
・心のための栄養の吸収率の低下
などの症状を引き起こす。
これから養生はじめませんか。