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King&Prince「Re:ERA」収録「Don't Grow Up」は日本語にするとどういう意味?

King&Princeの2人になってから2枚目のアルバム「Re:ERA」がデジタル配信されました🎊

いろんな界隈で話題になり、「King&Prince最高傑作」という声もちらほら。受け取り方は様々ですが、明らかに「想像をはるか超えてきた」と私も思っています。

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今回のアルバムは英語タイトルが多いのですが、その中で群を抜いて英語が多く感じる曲が「Don't Grow Up」です。

上の無料の公式YouTubeから音源を聴いてもらうとわかると思いますが、まるで古き良きアメリカンハイスクールドラマのOPのような曲で、日本語拾ってるだけでも「ちょっと反抗期っぽいな…」というのが伝わってきます。

作詞されたのは誰なのか調べてみたら、なんと、King&Princeは何度もお世話になっているKomei Kobayashiさんでした!わー…安心の小林さんだ…

過去にどんなキンプリ曲を作詞してらっしゃるかというと、

サマー・ステーション
MIXTURE
Alright
Wake me up
Funk it up
Let it out
雨音

過去のアルバムを聴いてきたティアラにとっては「ああああ!」となる曲ばかりだと思います。過去のKing&Princeをよく知っている作詞家の方がたずさわってくださってると何だか安心感と感謝の気持ちでいっぱい……。

作曲者の方たちはKing&Princeははじめてかなと思います。スウェーデンのストックホルムを拠点に音楽活動をされている3名の方でした。(アメリカ人じゃない!笑)

ジャニーズってスウェーデンの作曲家とパイプがあるんですかね?以前からレコード会社関係なくスウェーデンの音楽家による楽曲提供ってあるんですよね。私は元嵐担なので、嵐の曲でもチラホラ見かけたのを覚えています。

さて、それではまず、タイトルから翻訳していきたいと思います!

Don't Grow Up

これはそのまま「成長するな!」という意味なのですが、もっと主観的に訳すと「大人になりたくない」「大人にならないで」という意味になります。すごくわかりやすいアメリカンハイスクール系ドラマタイトルですよね(笑)

それでは本編に続きます。

Don’t grow up now, up in the clouds.
Yeah, that's the vibe!
そう 自分で決めるから We don't need your prize
Just ack a fool, We make the rules.
Nothing to prove
ハナから聞く気もない Don't tell us what to do.

日本語歌詞とあわせて訳していくと

【日本語訳】
大人になりたくない、現実見たくない
そういうノリがいいの!
そう、自分で決めるから あんたらに褒められたくない
バカだな うちらがルール決めっから
何も指示すんな
ハナから聞く気もない あれしろこれしろ言うな

反抗期ですねぇ……まるでうちの高校一年生の息子のようです…今遅れてきた反抗期中なので私が「そんなことしてたらこうなるよ!だからこうしたほうがいいよ!」というと「そんなことない」「いちいち言わないで」と言われます👼

ま、誰もが通る道ですね。次に行きます

(★1)
We say “Don't grow up cuz it's a trap”
何も気にしないで Be yourself.
We say “Don't grow up, never lose your track”
大事なモノ Take it back.

【日本語訳】
「大人になんかなっちゃダメ、それは罠だから」
何も気にしないで 自分らしくいて
「大人になんかならない、道に迷うことなんて絶対ない」
大事なモノ 取り戻して

ここまでくると、「大人」というのは成人という意味だけでなく、「聞き分けのいい個性のない人」という意味に聴こえてきましたよね。
ただ「大人になりたくない」と言ってるのではなく「自分らしさや個性を失うな」と言ってるんだということがわかってきました。

Ain't  gotta flex, haters get checked.
Now we got next, Aye.
揚げ足取られそうな Every little step.
Watch the throne, we in the zone.
Straight to ya dome.
マチガイだらけで進む Coz we're never wrong.

【日本語訳】
カッコつけてんなよ、嫌なこと言う奴だまってて
次に行こうぜ次に、でしょ?
揚げ足取られそうな 一挙手一投足
王座(King&Prince?)に注目、こっちはその王国にいる
ドームに直行だ
マチガイだらけで進む 俺たちは絶対間違ってない

思わず「ひぃぃ」と言ってしましました(笑)
第1小節は「反抗期まっさかり」と見せかけて
第2小節は「聞き分けのいい人になるんじゃないよ」と諭して、
第3小節は「King&Princeは間違ってない!ドーム行くぜ」と宣言してるんですけど、、、、、!

実は第3小節はスラングも多くて私も得意ではないので調整してるんですが、和訳あってる?あってるよね???(あまりの言い切り歌詞に動揺)

domeが大文字から始まらないので、スラングで「人の頭」という意味かなと思ったのですが、そのまえの「ya」がこれまたスラングで「軽いノリで愛を込めたyou」という意味なのでStraight toとつなげると人の頭にすると私には訳せなくて…。

Watch the throne, we in the zone.
Straight to ya dome.

ここだけ、ほんとここだけ異質で、theがつくzoneってことはthe throneにかかってるし、throneって王位とか王座とかって意味で、あえてここはやっぱり間接的な単語をわざと選んで彼らの反骨心を表現してるのかなと、訳しました。

ごちゃごちゃうるさいんだよ!
King&Princeに注目しとけ!ティアラはその王国にいるんだぞ!
ドーム直行すっからな!
(気合入れるためにティアラ立場で言い替えました)


これはKing&Princeの意思なのか、それとも小林さんや制作サイドのエールなのか、そのあたり制作秘話ききたいですね。

こういう歌詞って普通、ハードロックかヒップホップで歌いそうなのに、そうではなくアメリカンハイスクールドラマ主題歌のような反抗期ソングで歌うのめちゃくちゃかわいいしKing&Prince過ぎて、もう

大好き!

やばい、もう大好きがあふれてる…。続きます。

We say “Don't grow up cuz it's a trap”
周りはほっといて Be yourself.
We say “Don't grow up, never lose your track”
本当の自分 Take it back.
Don't grow up, it's a trap.
Don't grow up, it's a trap.

ここは、(★1)と日本語がちょっと変わっただけで、ほぼ同じ意味です。

【日本語訳】
「大人になんかなっちゃダメ、それは罠だから」
周りはほっといて 自分らしくいて
「大人になんかならない、道に迷うことなんて絶対ない」
本当の自分 取り戻して
大人になんかならない、それは罠
大人になんかならない、それは罠

そのままですね。


さて、次は聴いててこんなパートが出てくるなんて思いもしなかったゆったりした曲調の部分です。

やめちゃいな Overthinking
テキトーに Hang around
Level it up  思い通り
いつだって Young&dumb

【日本語訳】
やめちゃいな 考えすぎは
テキトーに ふらふらしよう
レベルアップしてるって 思い通り 
いつだって 若くてバカなんだから

ここは気だるく髙橋海人くんが歌ってる箇所ですね。いい感じです(笑)

ほっといて!おれはちゃんとしてるんだから!って反抗しながら、いやいや気も抜こうぜ、ずっと頑張ってても疲れるんだから…って感じですっごく素敵。そういえば、この箇所で泣いたってポストを見かけたなぁ。
髙橋海人くんの声が、この言葉をより強く伝えてくれるんですよね。

続きます。

やめちゃいな Overthinking
テキトーに Hang around
好き勝手 Just keep dreaming
Be yourself  そのまま
Gotta stay forever young

【日本語訳】
やめちゃいな 考えすぎは
テキトーに ふらふらしよう
好き勝手 ただ夢を見続けててね
自分らしくいて そのまま
永遠に若いままでいなくちゃね

ここは永瀬廉くんが、髙橋海人くんと同じメロディを高い音域で歌う箇所です。

すごく上品な声で、ずっと夢見てよう永遠にそのままでいようって歌ってます。メロいな!メロすぎだろ!(落ち着いて…)この歌詞を永瀬廉に歌わせる歌割りは天才です。

最後は、

(★1)
We say “Don't grow up cuz it's a trap”
何も気にしないで Be yourself.
We say “Don't grow up, never lose your track”
大事なモノ Take it back.

(★1)の繰り返しと「大人になりたくない、それは罠だ」「本当の自分を取り戻して」の繰り返しです。


いかがでしたか?

いやぁ、ちゃんと訳してみないとわからないものだなぁ。スラングとか得意じゃないからちょっと詰まりながらで、もし間違ってたらすみません。

先ほども書きましたが、こういう歌詞の曲ってヒップホップやロック系でやることは多くて、でもなんだか「若さゆえの過ち」とか「おばかちゃん」的な様子もあるアメリカンハイスクールドラマのオープニングの曲調だと、可愛げが強調されて、これぞ「King&Princeの反骨ソング」って感じでめちゃくちゃ好きです。

「この曲なんか面白くて好き」「反抗期アメリカンハイスクール曲」という感想から「なんてKing&Princeらしい愛がたくさんつまった曲だろう!」に変わりました。

この曲も含めて、愛しい最強ソングが盛りだくさん。
サブスクで配信されているのでぜひじっくり聴いてみてくださいね。





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