祭りの灯り
こんばんは。きぜつです。
9月後半というのが信じられないくらい暑い日々が続いていますが、年中行事でいうと、もう秋祭りの季節なのですね。
いま住んでいる地域でも、祭りの足音がすぐそこまで迫って来ました。
上原銀座商店街では、9月1日になると提灯が飾られ、祭りの期間まで宵の街を煌びやかに照らします。
今年はさらにパワーアップして、坂道の真上を縦横に照らす丸型の提灯が、より絢爛な雰囲気を醸し出しています。綺麗ですね。
もはやここを歩くだけでもお祭り気分。この時期の仕事帰りは自然と回り道をして、この坂を歩いている自分がいます。
そして、いよいよ明日から2日間は、代々木八幡宮の例大祭。
実はこれまで代々木八幡宮の例大祭には訪れたことがありませんが、例年、曜日に関わらず9月22日の23日に行われ、境内には露店が並び、19もの町内会の神輿が街中を練り歩くとのことです。
代々木八幡宮のホームページには「おみこし情報」なるものが。ルートや時刻がマップに載っています。
なお、宮の神輿も巡行するようです。大正12年(今から100年以上前!)に制作され、関東大震災や東京大空襲も免れた大変幸運な神輿とのこと。
見られたらラッキー?!
ちなみに、今の住まいの隣に住む80代の方は、生まれも育ちもこの地域だそうで、小さい頃からずっと例大祭には参加しているそう。「昔はもっと小ぢんまりしてたけど、今はずいぶん賑やかになったね」と目を細めて話していました。
都心に住んで意外だったことが、こうした地域の営みが多くあることです。当たり前だけど、ここで生まれ育った人がいるわけで、その人々が季節感を大事にしながら地域に根差して過ごしているんですよね。
私はこの地域では新参者かつ仮初めの存在となるのかもしれませんが、このような暮らしを垣間見られるだけでも、あったかくなります。
まさか自分が都心であるこのエリアで暮らすとは思ってもいませんでしたが、意外と落ち着く、そして人の営みを感じるお気に入りの場所になっています。
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