読書感想図解:エンジニアのためのマネジメントキャリアパス
「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」を読んだので、内容をスライド1枚に整理してみました。
ワタクシの図解はギュッと押し込んで、できれば1枚、最大でも3枚以内を目標にしています。
書誌情報
エンジニアのためのマネジメントキャリアパス
―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド
Camille Fournier 著、武舎 広幸、武舎 るみ 訳、及川 卓也 まえがき
図解
感想
簡単に纏めると「カッツモデル」と類似しますね。
また、下位者から始まり、上位役職者が何を考えているかまで網羅的に書かれています。ざっくり纏めると以下の通りです。
下位者から見た場合、見えずらい上位者がなにを考えているか?何をしているかを知れる。
マネージャーを目指すために必要なことがイメージできる。
開発に当てる時間は減っていくけれど、マネージャーになってもITスキルの維持・強化は重要である。
とはいえ、マネージャーが技術に寄りすぎると、自身の担当する業務に忙殺され、管理や部下の育成に対し十分に携われていない、中途半端なプレイングマネージャーになりかねないと思っています。
最後に、下側に組織を壊す3つの人材についても纏められていました。特にブリリアントジャークは単体性能が高い分厄介ですが、仲間全体に強烈なデバフを欠けるので、他2つと同様に是正か排除をする必要があります。
ワタクシの経験的に、組織のプラス効果は足し算ですが、マイナス効果は掛け算でチームにダメージを与えると思っています。
本書は理想論的なことが多いです。逆に言えばそれだけ世の中のマネージャーが不完全なことの証左であるともいえます。
だからこそ、本書を読んだ人が理想の上司に慣れるために必要なものはなにか?どうなりたいのか?と言うことを考えるために良い本かと考えます。
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