
半年間断酒した結果
お酒を辞めて半年経ちました。
以下、気づいた点です。
●ノンアルコールビールは意外に美味い・・・過去飲んだノンアルコールビールは結構まずかったような記憶がありますが、今のノンアルコールビールは意外に美味いです。
良く考えると、酒飲みがノンアルを飲むときは、翌日が人間ドックのときや、運転を控えているときなどであり、もうノンアルを飲まないといけない時点で相応のストレスを抱えていることになります。そのストレスを抱えているからこそ、ノンアルビールは美味しくないのだと思います。
ウーロン茶、炭酸水、コーラ、ジュースなどの選択肢の中に入れると、ノンアルコールビールはかなり上位になります。酒を飲まない前提に立てば、ノンアルビールは十分に美味く感じることがわかりました。
●なんぼでも飲める・・・当たり前ですが、いくら飲んでも酔っぱらいません。
若いころは、酔っぱらってなんぼ、のところがありましたので、ガンガン飲んでいましたが、いい加減中年になると酔っぱらうわけにはいかない飲み会のほうが多くなり、飲み会の途中でセーブするようになりました。ノンアルビールであれば、酔いを気にすることなく、ペースをセーブすることなく、飲めるようになりました。
●何日でも飲める・・・以前は会食が3日続くと、かなりつらかったと記憶しています。朝は起きれないし、日中も集中できませんでした。予定は空いていても、週2-3回に抑えないといけないことがありました。
ところが、ノンアルにすると、何日でも連続で飲むことができることが分かりました。これから、積み残していた飲み会を入れて行くことを考えると、これはかなり有用な情報です。
●食事が美味い・・・酔っぱらわないので、料理のコースの最初から最後までちゃんと味わうことができます。無論、ワインとペアリングするコースなど、お酒と料理を合わせるお店もありますので、そういう店ではうまく行かないかもしれませんが、食事を楽しむ要素は大きいと思います。
●痩せない・・・肥満防止に有効であるという触れ込みでしたが、私には効きませんでした。実は最近目標体重を達成しつつあるのですが、それは登山の効果です。
●飲み放題のメニューにノンアルビールがない・・・飲み放題は飲み会の一人当たりの負担額を事前に決められるメリットがあり、幹事の強い味方です。
最近気づいたのですが、飲み放題のメニューにノンアルビールがないケースが結構多いです。ウーロン茶を飲むことになるのですが、やはり炭酸の喉越しを好む私には少し残念なことになります(同じ炭酸でもコーラ系は甘いので好きではありません)。
●多くの人が断酒に興味を持つ・・・「お酒辞めたらしいですね」という話をよく振られます。
辞めたくても辞められない人からは尊敬されますが、そもそもそういう人は私よりも深くお酒にはまっているため、あまり私の話は参考にならないようです。
また、そもそも辞めるつもりはないが、辞めた理由やその結果を聞きたいという人も多くいます。私なりに体験談をお伝えしていますが、私の話を聞いてお酒を辞める人はいないようです。
いずれにしても、興味を持つ人は多いため、よい話題になります。
●飲み屋のお酒のメニューが目に毒・・・「辛口で和食に合う」「芳醇でスモーキー」などのお酒の説明コメントを見ると、飲みたくなります。
この誘惑に負けずにノンアルビールを頼むときは、かなりのマインドパワーを使います。
文章力によって消費者の心を動かす、コピーライティングの有用性を実感しました。
●ノリは変わらない・・・ちょっと不安でしたが、まあ行けるだろうと高をくくっていたのが、飲みの席におけるノリでした。
しかし、上述の通り、この年になると酔っぱらっている場合ではない飲み会が多いため、あまり気にする必要はありませんでした。
そもそも飲まずともノリノリなタイプの人格のため、ちょうどよかったです。
●言い訳ができない・・・「酔っぱらっていたから」という言い訳が通用しなくなりました。
これは、お酒を飲まない諸先輩方から、よく聞かされていた注意点です。今のところ、この言い訳が通用しなくて立往生したことは幸いなことに発生していませんが、諸先輩方からの忠告のとおり、注意しないといけないと思っています。
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お酒を辞めたのは、自分の健康に対してBetしたということです。これで若くして病気になったら、Betに負けたことになります。
これで病気になったら、笑ってやってください。
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