自分にとって大切なこと
『自分にとって大切なこと』というお題を見つけたものの、すぐには思い浮かばなかった。
時間にして20分ほど、休日前のゆるい時間に考えて出てきたのは以下の3つ。
・人を好きでいられること
・欲深く知っていくこと
・私が私であること
3つって多いかな?
もしかしたら書いている間に淘汰されるのかもしれない。
なんでこの3つになったのか書き出して整理する。
人を好きでいられること
「好きになる」でも「好きでいる」でもなくって、「好きでいられる」を選んだ。主語は私。私が人を好きでいられる、その状態の継続。
嫌な奴やろくでもないやつもいるが、基本的にわたしは人が好き。人への興味がすごくある。
なんでこの人こんなこと知ってんの?すごい!とか、何気ないさっきのあの動きが良い!と思うと「あっ好き」ってなる。惚れやすいというよりはファンに近い感情だ。
わたしは人をたくさん描いてきたし、描いている。
人を描くことでわたしが何をしているのかというと、
その人の「らしさ」「あるがまま」を探して、
描かれている本人、あるいは私の絵を見るほかの誰かへ、
あなたらしさの「美しい」とか好きを絵で伝えて、応援する。
描かれた人は、他者から見た自分を視覚的に知ることが出来る。
その先、描かれた人は「こんな自分があってもいいんだ」の安心感や愛を受け取り、明日の一歩が昨日よりも強く踏み出せるようになる。
現時点で言葉にするとこんな感じ。
だから自分が人を好きでいられる状態は、絵を描くうえで特に大切。
欲深く知っていくこと
欲深く知っていくことは、人を好きでいられるために必要という感じがする。
わたしが誰かに興味が湧いたときによく言うのは「なんで?」だ。
人生の選択とか昔の話で、なんでそう思ったの?なんでそれ選んだの?と聞いてしまう。
親睦会など、ふんわりした交流の場で誰かに向かってこれをやるとあいつマジで空気が読めない奴と思われそうなのであまり出来ないのが悩み。だからサシ飲みのほうがすき。
ゆっくりじっくりお話しして知っていくと、その人の深層、「らしさの根幹」に辿りつく気がするのだ。
話を少しずらすと、わたしはTwitterがまるで続かない。逆にnoteは居心地がよくて続いている。
それはnoteという場所が、たくさんの素敵な手紙をじっくり読んでその人らしさを知り味わって、ゆっくりお返事を出すのと似ているからだ。
「らしさの根幹」を感じたい/その意欲って、そこそこ傲慢で欲深いんじゃないかな?対象が人でもモノでも。
その意欲を言い換えると欲望、渇望、飢餓感が近いから、欲深くという表現を入れたと思う。
傲慢なれど欲深く知っていくことは、わたしが人を好きでいられるために大切なこと。
私が私であること
ハンターハンターを思い浮かべた人もいるだろう。わたしもそうです。
ジンかっこいいよね。
それはさておき、これまで2つの大切なことがどのように大切か書いてきたが、それらはすべて「自分が自分であること」に繋がるんじゃないかって今更気付いた。
自分を自分たらしめているものは何なのか。
このお題をずうっと見つけ続けていくのが人生なのかなーとふと思った。
いろんなことが起きて、出会って、「それまで」と「これから」が変わっても、あなたの中で変わらない軸がある。
それが「らしさの根幹」でありあなた自身の美しさだと思う。
わたしはあなたの「らしさの根幹」を欲深く知って、絵で表現していって、好きや安寧、愛情を届けたい。
それが、私が私で在ることであり、わたしにとって大切なこと。
いまはこれ。また変わっていってもいい。
自分を絵で知りたくなったらわたしのところにおいでね。
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