内観セルフカウンセリングの最初で最大の壁を抜けた先は・・・

重度アルコール依存症の kiyopi です。

前回の記事で『最初で最大の壁』についてをまとめました。

今回は、その後が本番となるという話になります。


ほとんどの人は、前回の記事での壁の時点で、自己正当化(私は悪くない or 私が悪いんだ、私の方が正しい)から抜け出せずに脱落してしまうという話でした。

しかし、そこを抜ける事の出来た人でも、次の『自分を認めていく段階』で自分を認められずに脱落してしまう・・・という人は多い。

見たくない自分、人に知られたくない自分、責めてる相手と何ら変わらない心理を持った自分、犯罪者的な自分、悪魔的な自分・・・。
プライド、性格、先入観、歪んだ認知、固定観念・概念、自身の歪んだ価値観、欲望、洗脳や植え付けられた思考や価値観・・・。
そういったものの裏にある不安や恐れ。

そういったものと向き合う事になるから。

正直に言えば、カウンセリングを受けて、歪みが見つかった時点で心理学的な説明をされて、考え方や行動の指針のアドバイスをされて、ただそれに従っている方が楽な人が多いのかもしれない。
それでも、一時的に楽にはなっても、今の苦しみはどんどんと過去になり、過去からの苦しみと相まって更に蓄積されていってしまう・・・それで結局は悪化してしまう・・・という人も多い。
どの心理学者のどんな心理学でも、全ての人に当てはまる訳でもなければ、全ての人に効果がある訳でもない。

自分には自分の答えがあります。
それを見つけるためには上記のようなものの裏にある不安と恐怖、それを超えていった先にある自分の本当の本音に辿り着かないといけない。
だから、壁を越えた先こそが本番で苦しいです。

僕の言っている事というのは、一般の心理学的なカウンセリングの様な歪みの矯正ではなく、更にその奥の自分と向き合う事によって自分の答えを自分で出すという作業、本当の意味で回復もし、精神的な自立をするためのものです。
だから一般的なカウンセリングや療法・他の人の言っているセルフカウンセリングや内観法よりも更に深い部分にまで行っていくものになるので、厳しい意見や否定や批判も頂きます。
無駄、危険、そんなことする必要ない・・・お前は何様なんだ!お前みたいなこと言ってる奴がいるから患者を悪化させるんだぞ!という意見まで。

医者に依存、薬に依存、心理士やカウンセラー・自助グループやその仲間に依存・・・これはよく言われている「ちゃんとしましょう」と言われている事を僕が言い換えて言っている事です。
回復への段階によって、そういった時期が必要である事は僕も自身の体験を持って分かっています。
ですが、今のその在り方では回復していけない人があまりにも多いのが事実です。
だから、新しい(と言っても僕の言っている方法は2500年も前に釈迦が説いた内観・思惟の方法と変わらない)手法として試す人がいてもいいんじゃない?という思いで、苦しみを手放して精神的に自立するための内観型セルフカウンセリングとして記事にしています。

本当は何とかして仕事にして収入に変えたい内容であり、だからこそあまり大っぴらに公開はしたくない、という思いもあります。
ここに辿り着くには、自分的には年を取り過ぎました。
精神的な底付きも何度も経験しました。
何度も死のうとしたし、毒親であるがゆえに親に何度も殺してくれと頼み続けてもきました。
それでも自分では自分を殺せず、無様に感じながらも笑顔を絶やさず、周りの人には僕が何を思い、何を考えているのかわからない仮面だらけの笑顔の人形のように、私生活では生きたゾンビさながらで生き続けた末に見つけた方法です。
だからこそ、自分が知りたい事じゃない、自分が求めてる情報・内容じゃないと思わず、試しほしいと思います。

次回は『こんなメリットもある』という事をまとめたいと思います、気が向いた時に。


今回は以上です。
参考にして頂けたら幸いです。

あなたが回復に向かえますように

ご家族様の傷や苦しみが癒えていきますように

最後まで読んで頂きありがとうございました。



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