内観・セルフカウンセリングのメリット

重度アルコール依存症の kiyopi です。

今回は『内観・セルフカウンセリングのメリット』は何か?についてです。


最大のメリットは不安や恐れに振り回されなくなる事です。

人の心理の裏には、あらゆる部分の裏に不安や恐れが潜んでいます。
本当、あらゆる部分に。

現在の精神治療では、不安や恐れをどう避けるのか?が鉄則の様に思えるのですが、僕の伝えているのは『何故、恐れや不安を感じるのか?』を理解して、その裏にある『自分はどうしたいのか?何が出来るのか?』に沿って自分の不安や恐れに対処していく、という事です。
蓋をする、見ない、避けるのではなく、自分の望む形を得られるように対処した行動をとっていく事。
だから、不安や恐れを不安に思ったり恐れることが無くなっていく結果となり、振り回されなくなるようになります。

ただ、ここが一番 否定や批判される箇所でもあります。
不安や恐怖に向き合う事はトラウマの再燃を起こして悪化する、と。
僕は強すぎるトラウマと認定された記憶は持っています(いた?)が、PTSDと認定されるものは持っていないので分かりませんが、PTSDのような強烈な恐怖体験でもない限り、向き合う事に対して思い出したくないだけで、自分が不安に思い恐れているだけです。
そこに対して『何故?』と、自分に問いかけてみてください。

以下は僕が個人的に気付いた事なので雑にまとめます。
視野の拡大、自分の心理を通して相手を見る推察力、それによる視座の向上、本質を見ようとすることによる洞察力・観察力の向上、

上記の記事で書いたプライド部分、性格部分の歪みの発見・矯正、原因と結果の法則の理解、自分の中の原因と結果の理解により怒りや憎しみの相手への執着の消滅、過去の経験のネガティブ感情の消滅、安心感、身体の軽さの実感、希死念慮・消滅願望の消失。

正直に言えば、ネガティブな感情を抱かなくなる事は人である以上は無くなりません。
僕がという事ではなく、人である以上は決してなくなりません。

ただ、振り回されなくなります。
囚われなくなります。
立ち直りが早くなります。
自分で答えを出して、自分で考えて行動に移すようになるから。

最終的に難しいのは、どんな事にどんな質問をしたらその先の答えが出るのか?だと思います。
最終的に僕が苦労したのはそこでしたから。

質問の多い記事はブログにしてもSNSにしても嫌がられ避けられると言われています。
でも、僕の記事の中には質問が多くあります。
特に最近の記事には多くあります。
その質問の数々がヒントです。
どこでどんな質問を自分に向けるか?
自分でも試行錯誤してみて下さい。


今回は以上です。
参考にして頂けたら幸いです。

あなたが回復に向かえますように

ご家族様の傷や苦しみが癒えていきますように

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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