10年前に学びたかったことを、30代の今になってAIで動画にして学び直してる話
こんにちわ、堤です。
「妖怪ウォッチ」がこの7月で10周年らしいです。
自分自身は今年で35周年。新卒でゲーム会社に入って最初にプロモーション担当した完全新作のゲームが「妖怪ウォッチ」だったので、もうあれから10年も経つと考えるとすごい時間が経ったように感じます。
妖怪ウォッチを担当していたころの心残り
当時、「妖怪ウォッチ」を担当し始めたころは社会人2年目で仕事のイロハもまだぜんぜん分かってない状態。
同じプロモーションやマーケティング、メディアミックスを担当している部署の先輩に話を聞いたり、アートディレクターやキャラクターデザイナー、プログラマーなどクリエイティブ職の方々にも毎日いろいろと相談しながら、なんとか足りない部分をおぎないながら走ってる感じでした。
それから「妖怪ウォッチ」が一気に人気になっていったので、自分もゲームと一緒に成長させてもらった気がしています。仕事における基本的なことはこのときのバタバタの中で叩き込まれました。
ただ、当時をいまふりかえって「もっと学んでおきたかった」と思うことがひとつあります。
それが、「妖怪の歴史」。
日本書記に登場する存在や伝承で語り継がれる化け物など、古来から脈々と伝わってきた妖怪たちの起源にあたる部分です。
ここを、ほんとはもっとしっかり勉強したかった。
もちろん「妖怪ウォッチ」に登場する妖怪については、語る側だったので。ブシニャンの刀のつかを見るだけで名前から、特徴、強さ、出現場所、ゲーム内イベントまで、何もみずにそらで言えるくらいにはなっていたんですが、
日本古来のもともとの妖怪の歴史や伝承を学ぶ時間までは取りきれなくて。「いつか学びたいなぁ」と思っているうちに、妖怪ウォッチの担当も交代し、転職して別のベンチャーへと移り、いつしかもう10年が経っていました。
簡易なとこでは、本や雑誌を読んだりすることはあったんですが、それで知識が身についた感じはやっぱりしなくて。学ぶことを続けるってのが難しいんですよね。
そんな中にきた「妖怪ウォッチ」10周年のこのタイミング。妖怪もにぎわう夏のこの時期。
いまだからこそかなと思って、1ヶ月前からちょこちょこと始めたことがあります。
新しく始めた学び直し
妖怪や伝承の起源をAIフル活用して動画にまとめる、という課外活動です。
実物はこちら。
1本あたり1時間以内に作るってのを目安にしていて、手順としてはこんな流れでやっています。
日本語版の動画完成までの流れ
英語版の動画完成までの流れ
ちなみに、英語版はこんな感じ。
やってることは、学んだことを「ノートに書き写している」のと同じようなことなんですが、「人に教えると身に付く」というのはやっぱりそうで。
人に伝えるつもりで30秒、1分といった動画尺に合うように構成を考えていくと、自分の中でも 腑に落ちる感じがあります。
あと、ここまで1時間以内で作れちゃうのは、やっぱりAIに手伝ってもらってるからこそだなというのは感じますね。
子どもでもある程度、ITツールがさわれたらつくれるので、夏休みの自由研究に「学んだことをもとにしたYouTube動画つくってみる 」ってのも楽しいかもしれません。
最後に、それぞれの解説動画へのリンク貼っておくので興味わいたものあれば、ぜひ見てみてください。堤でした。ではまた。
今回の記事の音声付き解説動画
今回の記事は、Youtubeで音声付きの動画にもしています。ながら聞きもできるので、よかったらこれも参考にしてみてください。
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