あなたは誰かに依存していませんか 本当の自立とは
人間、生まれた時は、
100%母親に依存です。
自我が無いので、
生後18ヵ月を過ぎないと、
鏡の中の姿が自分だと、
認識出来ません。
その後、だんだん自我が,
芽生えて来て、
自分を認識します。
しかし、中には
大人になっても、
依存体質が
抜けない人が居ます。
親離れ出来ない人。
子離れできない人。
配偶者に依存している人。
友人、知人、自治体に
依存している人。
政治に依存している人。
先生や師匠と呼ばれる、
目上の人に依存している人。
SNSやゲームが
生活の中心になっている人。
依存の関係が生まれると、
依存相手に対し、
思うような結果が出ないと、
「怒り」が生まれる事が
あります。
頼りにしていたのに
思うような答えが無かった
もっと、ああして欲しかった、
こうして欲しかったと、
依存相手に期待します。
心が疲れたり、
弱ったりした時、
一時的に誰かに頼ったり、
ヒントをもらう事がありますが、
最終的に
乗り越えるのは自分自身です。
宗教にハマる人も、
依存心が強い人です。
以前、僕は、
世の中の真理を
探し求めていた時、
「宗教に答えがあるのでは」
と考え、
3大宗教(キリスト教、イスラム教
仏教)の、教会、モスクや、お寺の
門を叩き、実際に、
それぞれ2~3年間づつ通い、
勉強していた時期がありました。
宗教は、決まり事が多くて
入ってみると、
自分で考えなくても良いので、
とても楽に
暮らせる所がミソです。
聖書には、生き方の大半が
書かれていると教えますし、
イスラム教に関しては
「クルアーン」の他に「ハディース」
という副読本があり、
生活全般が書かれていて、
食べ物の配り方、
乗り物に乗っている人と、
歩いている人は、
どちらが先に挨拶するのか、
まで、沢山の事が
詳細に書かれています。
政治もイスラム法がある為、
それらの戒律を素直に守れば、
イスラムの世界では、
スムーズに暮らせます。
それぞれの宗教の中にいると、
とても楽に生活出来るのです。
宗教の一番の弊害は、
自分の頭で考えなくなる事です。
ハマりすぎると、自分は
本当は何が好きなのか、
自身の考えが
分からなくなってきて、
その部分が、
退化してしまうのです。
そして、支配する側、
される側の構図が
生まれてきます。
僕は、そこに気付いて、
結局、全ての宗教から、
足を洗いました。
組織の中に居ても、
自分の意見をしっかり持つ
習慣を持てば、
下手に依存や妥協を
繰り返すより
良い結果が出ます
依存している人は、
基本的に、
相手に責任があると
考えているので、
必ず、もめ事や
怒りが出てきます。
人生とは誰かの為や
誰かの意見で
歩むものではなく、
「すべて自己責任」です。
自分で考える頭を、
退化させないようにしましょう。
そうしないと、
大切な自分の人生が
誰かのものに
なってしまいます。
読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。