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「怒り」「恐れ」「嫉妬」も悪くない 重い感情の取り扱い方

世の中「プラス思考」が
流行っています。
不利な出来事も
プラスに捉えて
ストレスに対処する事は、
とても大切だと、
僕も、常々考えています。

でも、すべて、
プラス思考が善、
マイナス思考が悪と
いうわけではありません。
どちらも、自分の大切な
感情の一部です。

一般的に、
マイナス思考と呼ばれる
「恐り」「恐れ」「焦り」「劣等感」
「嫉妬」「みじめさ」「寂しさ」
「心配」「不足感」
などの思いも、
防衛本能や、危機管理上
ちゃんと意味があるから、
芽生える感情です。

これを否定する事は、
右手は良いけど左手はダメ
と、言っているようなものです。

人間、生きていると、
本当につらい事も起きます。
そこで起きた感情を、
「いや、これは辛いのではない」
「何でもプラスに考えるんだ」
「これは、きっと何かの勉強だ」
「すべてをプラスに捉えられた
自分って凄い」と、
納得してもいないのに、
いけないものだと
思い込んで、無理に、
奥の方に隠してしまいます。

しかし、押し込められた
感情のエネルギーは、
まだ残っています。
小さな所に押し込めるので、
徐々に圧力は増してきます。
それが一定量を超えると、
無言の抵抗を始めます。

自分でも理解出来ない
理不尽な行動を
取ってしまったり、
意味も無くイライラしたり、
心当たりがないのに、
体のあちこちが
痛くなったり、
重くなったりします。

閉じ込めた感情も
まぎれもなく
自分自身の心です。

宇宙に善悪は無いし、
手遅れも早すぎもありません。
だから、マイナス感情も、
別に悪いものでは
ありません。

感情には、波動上、
「軽い」と「重い」が
あるだけです。

重い感情を
ループで考え続け、
いつまでも、それを
引きずって歩くから、
人生の重荷に
なってしまうのです。

「良い」「悪い」と
すぐにジャッジしないで、
「こんな事があったから
辛いのは当たり前」
「わかった。辛かったね」
「ここが辛かったんだね」
「わかる、わかる」
と、一旦、認めて、
意味のある思いとして
捉えましょう。

その後、落ち着いたら
隠さずに、押し込めず、
考え方や解釈を
見直してみる事で、
徐々に軽い波動に
切り替えていけば、
よし!次行こうと、
別の行動に進めます。

自分の
「困った感情」も、
しっかり愛してあげましょう。

読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。

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ヒロ 月島
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