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よく怒っている人は 正義感が強くて 何かを恐れている人

短気な人や、
いつも何かに怒っている
人を時々見かけます。

怒っている人は、大抵、
自分の正義を振り回して
いる人で、その正しさを
人に分かってもらいたいので、
益々、大きな声を出す
事になります。

戦争も、正儀と正義の
ぶつかり合いで、
どちらかだけが
悪い戦争など
ありません。
侵略戦争でさえ、
侵略する事情や正義が
あるから侵攻するのです。

そもそも、宇宙には、
善悪や、正儀などと
いうものは無く、
すべて、相対的なものです。

善悪や正儀の基盤は、
宗教、道徳、法律
によって、作られた概念です。
時代によっても
正儀は変わります。

人が怒っている時は、
脳内でノルアドレナリンが
分泌された、いわば
緊急事態で、
太古では害獣に襲われた時に
発動する感情です。
その裏側には、必ず、
「恐れ」が隠れています。
自分が危うくなっている
と感じている状態です。

人間社会の立場や、信頼、
お金、自分の存在感などを
失う事に恐れを感じる
人もいます。

厄介な事に
恐れの波動を出すと
少し未来で、現実に、
怒らなくてはいけない
場面が再び出現します。

怒りを感じた時は、
深呼吸をして、今、自分は、
何を恐れていて、
何を失う事が怖いのだろう
と考えると、
不思議と怒りの感情が
遠のいてきます。

そして、その正義は、
自らが独自に作り上げたもので、
世間一般の共通の解釈だと、
決めつけない事です。
相手にも必ず別の解釈や
正義感があるはずです。

法律や道徳を取り払って
しまえば、
場面によって「正しい」は
大きく変化します。

つまり、怒っている人は、
何かの「錯覚」を
している人なのです。

怒っても、世の中、
物事が好転する事が少なく、
たとえ相手を一時的に
屈服させても、
長い目で見ると、関係が崩れ、
得策とは言えません。

いつも怒っている人を
尊敬する人もいません。

恐れを捨てて
自分の価値感だけで、
裁判官のように、
白黒決めつけて
何でもジャッジする癖を
やめると、
明日から、楽に楽しく
生きる事が出来ます。

読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。

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ヒロ 月島
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