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AKIBA活動報告 2023/5 xR Cast野菜販売@NEC本社ビル、デジタルアート案件、KindPhone "Built-IN"、新拠点SHINAGAWA GARAGE紹介、ほか

こんばんわ。kiwami 三鴨です。

いやぁ。一気に暑くなってきましたね。というか、今日はまた一気に涼しくなったり。気温の変化が激しい今日このごろ、僕は老体に堪えますが。皆様体調などは大丈夫でしょうか?
さて、5月も気がついたら最終日に。思えば、半年前には在宅ワークの日が週に2~3日あった気がしますが。既に、在宅ワークだった事も忘れ去り、ぼくの自宅の在宅ワーク用の机には荷物が散乱して、仕事しろと言ってもまずはお片付けタイムが必要そう。実際、そんな人も多そうですよね。

さて。そんなこんなで今月はプレスリリースも打てていない月ではあったものの、色々と仕込みの月でもあり。活動報告もとい、ぼくの備忘録も兼ねまして。

■NEC様の本社ビル(田町)にてxR Cast で野菜の販売を実施しました。

NEC様本社ビル(田町)

こちら。また新しい取り組みになりまして。先般ご紹介させて頂いた、期間限定のポップアップストアのような取り組みですが。弊社のVR店員ソリューションであるxR Castとポップアップストアの相性がすこぶるよく。
ポップアップストアはやりたし、人件費が重たし・・
という人が案外多く。今回は生鮮食料品(野菜)の販売を、2日間という短い期間でしたがNEC様の本社ビルの社員食堂にて実施いたしました。
こちら、、おそらく近日中にプレスリリースも出させていただく予定です。
野菜と一言で言っても、実際のところかなりの種類があり。調理方法や食べ方もよくわからないものが結構あります。例えば、葉っぱが食べられる(というより、そっちが本体)人参とか。そんな珍しい野菜です。
いわゆる「説明がほしい商品」というカテゴリーに類するこれらは、興味のない人にはまったく視界にはいってこず。
店員さんからの声掛けや説明などを経て初めて興味を惹かれる商品になります。
今回も珍しい野菜(僕の地元の立川からも出ていました!)がたくさん並んでおり、連日完売となりました。
こちら。NEC様とYACYBER様の協力で実現した企画になります。皆様、またNEC本社ビルに来てくださった方々、本当にありがとうございました。

■最近デジタルアート系の案件も増えて参りました
お店のようなところの効率化、省力化(省人化)の行き着く先が「自販機」は悲しいよね?という僕らのビジョンにも徐々に共感いただける事も増えてまいりまして。そんなにお金をかけずに、お店に来てくれた人たちに楽しんでもらうための店作りがしたいというお話の中から。プロジェクターを使ったデジタルアートや、プロジェクションマッピングの様な制作も増えてまいりました。
今月も、マックスバリュ木更津請西店様に向けてプロジェクションマッピングの機材アップデートとコンテンツ更新を実施させて頂きました。

マックスバリュ木更津請西店さま

元々置いてあったプロジェクタが少々パワー不足で、外光が差し込むような環境ではかなり厳しい(実証1,000lm)というのもあり、僕らの提案で一気に4倍の輝度のものを設置して頂きました。
写真はちょうど、ゲームコンテンツで・・貝の中にある真珠がどこにあるか当てるゲームです。小さいお子様に楽しんでいただくためのコンテンツ(お魚探しとか?)も提供中です。
今後、いろいろなお店で取り組み進めさせていただきますので!ぜひ楽しみにしてください。

■棚における店員さん(POP組み込み型)のプロトタイプ

kindPhone Built-IN

僕らのHoloVaseという、”棚におけるホログラム店員さん”のプロダクトの・・より簡易的なバージョンを制作しています。
10インチタッチパネルモニターに小型PCをマウントしてオールインワン化して、よくお店で見かけるようなPOP(ボード)に組み込める構造にしたものがこれです。POP広告にリモート接客が組み込める形なるので、かなり転用範囲が広そう。これまでの僕らのコンセプト通り、SIMも内蔵しており店頭に置いて電源を指すだけ・・これで動画も流しながら、リモート接客や実演販売ができます。しかも、広告一体型で。これは・・わかりやすい!とても売れてしまう気がします。(自画自賛)

■kiwami 新拠点”SHINAGAWA GARAGE"ご紹介

SHINAGAWA GARAGE

先日からちょいちょい話題に出していた、新拠点のご紹介です。場所は品川・・とは言っても、最寄り駅は五反田です。おしゃれネーミングを考えていて・・そうだ、Apple創業の地にならってガレージにしよう!ということで”品川ガレージ”にしました。
最近、中国にオーダしている僕らのリモート接客専用の端末であるKindPhoneシリーズも大量に在庫をストックしておく倉庫が必要だったりする事情もありまして。
倉庫兼、事務所的な拠点を探していたところ。物流がしやすく、荷物が大量に置け、パレット納品もでき、自動車が運搬できるくらいデカいエレベータがあり、展示会にちょいちょい出る都合で東京ビックサイトが目と鼻の先で・・・家賃が激安、という物件を見つけてしまいました。
ただし、すでに取り壊し予定が過ぎているため、ぶっちゃけ・・いつ出てけ!と言われても知らんという話で・・格安で、五反田TOCに倉庫兼オフィス兼ショールームを置きました。

ショールームスペース

なので。本社は相変わらずAKIBAにありますが、今後・・SHINAGAWA GARAGEもよろしくお願いします。

■まとめ
今月もあっという間の一ヶ月でした。なんだか案件もたてこんできており、連日バタバタしておりますが。新たなSHINAGAWA GARAGEという拠点も得て、メンバーも日々増えております。
6月は、広島や岡山・・はたまた、東北方面にも足を伸ばす案件も出てまいりました。超ビッククライアントの案件も進行中です。

そういえば。先日・・社内のデザイナーとアフォーダンスの話をしており・・いや、そんな小難しい話ではなく、簡単にいうとUIのパーツとしてのボタンを画面上に置いたときに・・・
押したくなるボタンてどんなん?
て類の話ですが。いまの若い世代の子たちは物心ついたときからiPhoneのようなデバイスが身近にあり。タッチパネル上に描かれているボタンになんの違和感を感じないまま成人してるんだよな・・と、認知差に疑問が沸き起こりました。
僕らの世代”あるある”の話かもしれませんが。幼少期の頃から周囲に物理ボタンしか存在しておらず、タッチパネルが出てきた当初(静電容量型のタッチパネルはなく感圧式や赤外線式が多かった)、いまと違ってそれほど”触り心地の良い”インターフェイスが存在しておらず、常に違和感がつきまとっていました。
圧倒的な違和感がなくなった初のデバイスがiPhoneでした。初代iPhone(日本未発売)を手に入れたとき電卓の違和感のなさに「ふへー」とアホの様に感動したのを今でも覚えています。
当時、スティーブジョブズが「見ろこのボタン!舐めたくなるだろ?」と言ったとか言わなかったとか。思えば、僕が国内で乗換アプリをiPhone発売初日にロンチしたときに・・舐めたくなるようなイケてるアプリアイコンを作ったら、Appleさんから「純正アプリに見えるから変えれ」とクレームを言われたのは、今では良い思い出です。
で。話題を元に戻すと。そもそも物心ついたときから、iPhoneのようなデバイスが身近に存在していて、なんの違和感もなくタッチパネル上のボタンをピコピコ押して育った世代の感じる”押したくなるボタン”と、物理ボタンまみれでラジカセからテレビ、ファミコンからガラケーに至るまで周囲が物理ボタンまみれの僕らの考える”押したくなるボタン”には、何らかの違いがあるのでは?という素朴な疑問に至りまして。
適切なインターフェイスにおける世代差というのは、今後けっこう面白い研究テーマになりそうだな・・と思った次第で。

さておき。AKIBAに続き、SHINAGAWAにも拠点を構え。日々、精進しておりますが。そうそう・・・サボりきっていたWebサイトもそろそろ公開予定です。こちらも、ぜひお楽しみを。

また。kiwami では一緒に働く仲間も引き続き募集しております。われこそは!という方がいらしたら。ぜひトライしてみてください。

では。台風も来ており・・・気圧も乱れがち、梅雨でジメジメしますが・・皆様もお体に気をつけてください。


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