【毒親】最近知った"ストックホルム症候群"について
🌷はじめに
皆さんこんにちは!
いつの間にか11月も後半戦。
いかがお過ごしでしょうか?
今回はタイトルにもある通り、ストックホルム症候群と親の関連性について私なりに綴って行こうと思います✍️
🌷ストックホルム症候群とは?
🌷「親には優しいところもあるから…」と自責する日々
親は優しいところもあるし、育ててくれた
もっと辛い家庭環境の人もたくさんいる
なのに、、
「どうして親から今も連絡が来るだけで動悸がしてしまうんだろう」
「親とできるだけ関わっていたくないけど…」
「親のことを考えるだけで気持ちが沈んでしまうのは悪いことだ…」
と悩む日々を過ごしてきました。
しかし、毒親育ちあるあるなどをSNSで見ると
「確かにそうだな」と、これまでの私の行動や考え方に当てはまるものが多いです。
例えば、
〈他人軸になりすぎていて、自分自身の生き方を確立していない〉
これを読んだ時、まさにこれまでの私のことだと思いました。
これまで、特にまだ親と暮らしていた時は親の気持ちや考えにとても敏感でした。
親の顔色を常に伺い、親の機嫌が悪そうな時には特に、親の意見に賛同していました。
もう覚えていないくらい昔のことですが、なにか私の意見を言おうとしたことが何度かあったと思います。
その度に親は「あなたの幸せのため」「~ちゃん(周りの同級生たち)に負けたら恥ずかしいよ」など私の意見を最後までは聞くことなく、否定をして、親の意見がいかに正しいかを主張してきました。
そんな日々が続くうちに、親の意見に従うのが当たり前。その方が楽だと思うようになりました。
親に従い、親の理想通りの結果を出せば親は笑ってくれる。ヒステリックになって空気が凍りつくあの恐怖を味わう回数が1回でも減るなら私は親のために頑張りたい。認めてもらいたい。
そう思うようになりました。
そして、ついに自分の本当の気持ちや自分はどういう人間かということが分からなくなりました。
親と離れて暮らすようになり、社会人として働き始めたものの、なかなか仕事は続きませんでした。
現役での大学受験は親の理想のところを受けたのですが、失敗しました。
それ以降は少しずつ自分のよく分からない希望をひねり出しながら、自分で進む方向を選択する機会が増えるようになってきました。
仕事は親の理想のものがあったものの、それとは全然違う仕事を転々としたり、全く仕事をしていない期間もあったりと、不安定な日々を過ごしてきました。
「辛くても頑張ってる人はたくさんいるのに、自分はダメだ」 「自分で選んだらやっぱり失敗するんだ。親の言う通りにしておけばよかった」と、自責がより大きくなりました。
自傷行為や自殺未遂を繰り返す日々。
「明日が来ませんように」と祈る日々。
頑張っている人を恨めしく思う日々。
そんな毎日を送る自分のことが大嫌いでした。(これは今もです)
親に「(私が自分で決めた)大学選び、失敗したね」と、仕事を辞めたことを知った時言われた言葉です。
「うん、そうだね」という言葉すら出てこず、なんと返したらいいのか分からなくて何も言えませんでした。
親の理想通りに生きられていない私。
みんな頑張っているのに頑張れない私。
自分のことが嫌いすぎて、たとえ楽しいことがあったとしても頭のどこかには「死にたい」が存在していて、ずっと不安や孤独感が強くて…
そんな状態が今も続いています。
今も自分の本当の気持ちは分からないし、親のことがいつまでも怖いです。
身体的暴力がなかっただけマシじゃんと思う方もいるかもしれないけど、怖くてたまらないのです。
親への恐怖心がこびりついてしまっています。
親の一言が私のメンタルをどん底に落とすことなんて何度もありました。
しかし、それでも親のことを「大嫌い」とは言いきれなく、好きでも嫌いでもない状態です。
親に自分のことを分かって欲しい、ありのままを認められてみたい。
こういう気持ちはもうとっくにないけれど、キッパリと「嫌い」と言えないのは潜在的に親にまだ期待してしまっているのかなと思います…
また、「親に育ててもらったんだから、親に対してマイナスな気持ちを持つことは悪いことだ」と思ってしまっています。
これがまさに"ストックホルム症候群"なのかなと思っています。
私はうつ病と社交不安障害があって、体調がなかなか安定しないことが多いのですが、最近自分の好きな分野のお仕事を見つけ、アルバイトとして週に数回行っています。
これもきっと親の望むかたちではないんだろうなと分かりきってはいますが、明日も行けそうと思えるようなお仕事です。
これを機に"ストックホルム症候群"から抜け出し、
「自分の人生は自分で決めていい」と自信を持てるようになれたらいいなと思っています。
はっきりと「~がしたい」という希望や「ずっと生きていたい」という気持ちはないのですが、少しずつ、これまで抑え込んできた自分の気持ちを探していき、見つかり次第、1つずつこぼさないように掬っていきたいです。
🌷おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は自分語りが多くなってしまいましたが、
ここまで読んでくださった方々、本当に感謝です🙇🏻♀️
毒親育ちの人が自分らしく生きていく過程を「解毒」とあらわすことがありますが、私が私自身を「解毒」し、いつか「自分は生きていても良いくらいの価値がある」と思えるようになれていたらいいなと思っています。
次回も読んでくださると、とっても嬉しいです🌟