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パリでのトラウマ


衝撃の一言を言われたのはまさしくこの通りにいる時

私は、コロナ前に年に1回我が家の毒母と
ツアー等で旅行に行っていた。
2015年のパリ同時多発テロの1週間前に私たち母娘も
フリーのツアーでパリに滞在していた。

もっぱら当時から母娘で行く旅行は目的地がどこであれ
毒母が行きたい場所に行くシステム。
(1人で行くより安いため誘われていた?)

その為、費用(現地でのお土産代等は除く)や現地での日程は全て毒母が
実権を握っていた。


そのため、計画並びに現地での行動は毒母の思うがまま
1カ所だけでも私も行きたい場所を提案しても
予定が狂うなどと快く思っていなかった。

さらに毒母は、極度の方向音痴であり
地図も紙の地図が基本であり、電子の地図はもっぱら使えない。
逆に私は紙の地図が苦手でアプリの地図でルート検索した上で使用する分には
何の問題もない。要は真逆の母娘である。

そのため、前回そしてこのパリの旅もフリーツアーの為
各名所をたどる際は、ナビを元に私がアテンドをしていた。

そして、その頃毒母はようやく、スマホに変えたが
まだ使いこなせていなかった。
なので、レートの計算等は毒母は暗算が得意なことから
自分で解決していたが、疲れた際はやはり暗算をするのが嫌だったのか私にアプリで計算するように求めてきた。

日頃私は計算が苦手でこの手の類の暗算も苦手であった。
そうすると、出先であろうがどこであろうが毒母から
「こんなことも出来ないでこの先どうするんだ。恥ずかしい」と罵られていたのを今でも鮮明に思い出す。(小学生場合によっては幼稚園の頃から)

そんな毒母なのでやはりアプリで計算するのを依頼するにも
「この旅の大半は私が全てを担っている。いいから早くそのスマホでレートの計算をするぐらいどうってことないだろう」と言ってきたため
道中そのような理由で不機嫌だった毒母にずっと付き合わされた私も我慢の限界だった。

ならば一緒に旅行なんかしなければ言いと思うかもしれないが
この手の毒親というのは自分の思い通りになろうがならまいが、
文句を言うことで自分を保っているので
子供である私は早々に相手に逆らうことを諦めているのである。
が、この頃から私は小さな事であれば意見する様になっていた。

そして、この旅では今まで以上に毒母の毒っぷりが
ひどい回であった。
多分その理由は、前年度のミラノ(6月)で思いの外現地が暑く
私が軽い熱中症になったことが原因の1つとしてあげられる。

この軽度熱中症もなりたくてなった訳ではなく
あまり休憩を挟まずに連日観光名所巡り(これも全て毒母の行きたい場所オンリー)をし、炎天下の中を「私はホテルの場所は分かってる」と毒母自ら言ったのに道に迷い30分彷徨ったり、「次はどっち?!」と先を急ぎアプリ頼りに私を
ナビ扱いしたことが原因(要はストレス)。
その後何度もほじくり返されたが。

今なら彼らと語り合える

つくづく女性の買い物等に付き合わされる男性の気持ちが
痛いほど分かった出来事である。

コロナが明けて、以前と同様また行きたい時に行きたい場所に
行けるようになった今、以前の様に毒母と一緒に旅行が行きたいかと
言われたら答えはほぼ


である

ただし、ミラノそしてパリの後に
2度ほど大勢で回るツアーでスペインとロンドンへ行って分かったことがある。

その際は基本添乗員と現地ガイドが付きっきりで
自由時間も半日〜1日であった為
周りの人の目があったのと心身の疲労が少なく母娘間のトラブルに
見舞われることはなかった。

ですが、やはりこの2回のトラウマと教訓から
毒母との無理な旅行は自分達の為にも控えた方が良いなと
学びました。



毒母又は毒父をお持ちの方で同じ様なエピソードがある方は
是非コメント頂けたら嬉しいです。


今回も読んで頂きありがとうございました♪






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