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ORIGINAL / Jewel (J☆Dee'Z) - 歌詞考察

1.はじめに

今回の歌詞考察動画は、ダンスボーカルグループで2022年に解散してしまった、Jewel (J☆Dee'Z)の「ORIGINAL」です。

もちろんYouTubeとの連動企画ですから、ぜひ映像は必ず見て欲しいのですが、この企画、本来は昭和歌謡に限定していて、割と恋愛ストーリー…特に失恋や不倫や、割と女性が泣くような、とっても切ない歌詞を好んで扱って来ました。何よりそっちよりの方がYouTubeの数字が伸びる!

ところが今回は2018年の作品で、かろうじて平成ではあるけれど、令和に近い時代のものです。少なくとも昭和歌謡ではない。そしてラブストーリーでもない。夢に向かって行く孤独との戦い、苦悩を歌ってます。

実は私がいつも応援している、medibeautyのみさみささんの苦悩にも重なって、それで急遽ミクチャと言う配信アプリでショートバージョンを公開。さすがにYouTubeはフルが良かろうとリメイク、歌詞考察として一般公開致します。

書いた通り、苦悩を歌ってる歌詞なので、ストーリーはほぼないに等しい…。映像もイメージビデオ的に、ストーリーとして追ったものではないです。

YouTubeのチャンネル登録といいね👍もよろしくお願い致します。今回はブロック対象の映像ではありませんから、真正面から堂々と公開です!

相変わらず、私の過去の作品で「飛んでイスタンブール/庄野真代」のYouTube映像の伸びが凄い✨YouTubeで5.9万視聴を超えてまだまだ上昇中です。ついでに見てみてね!

それでは今回の作品!Jewel (J☆Dee'Z)の「ORIGINAL」です。レッツゴー!

まずはいつも通り、私の作ったイメージビデオをご覧頂き、歌詞の流れと雰囲気を掴んでください。※note内での再生で画質が悪い時は、以下からYouTubeに飛んで頂き、YouTubeアプリで再生すると改善する場合があります

2.Jewel (J☆Dee'Z)

日本のダンス&ボーカルグループ。2019年6月以前のグループ名は J☆Dee'Z(ジェイディーズ)。所属事務所はShowtitle。

子供服ブランド『SISTER JENNI』(株式会社ジェニィ)と、キッズダンス雑誌『DANCE STYLE KIDS』(リットーミュージック刊)の公式ダンサーチームとして結成されました。

2019年6月13日に渋谷で行われた10周年のライブにてグループ名改名を発表しました 。

旧名J☆Dee'Zの「J」「D」「Z」には、それぞれ「Jewel」「Decorate」「Zenith」の意味があります。なお、グループ名の表記は4枚目のシングル「ニャゴニャゴジャンケンのうた」リリースの際は片仮名表記の「ジェイディーズ」となっていました。

メンバー構成は以下の通りです。

Nono(野乃/2001年7月27日 - )東京都出身(出生地は大阪府寝屋川市)。東京ステップスアーツ、元ヴィジョンファクトリー研修生。

ami(泉ノ波あみ/2001年3月1日 - )兵庫県出身。Dance Studio TRAX、オーディションにて追加加入したメンバー。TikTokのフォロワーは74万9千人。(2021.08.03現在)

MOMOKA(花澤桃花/2000年3月13日 - )神奈川県出身。元ヴィジョンファクトリー研修生、ZEAL STUDIOS横浜校元受講生。

※以上内容はWikipedia出典を当方で一部編集

私、この方々の生歌(ステージ)を何回か見た事があります。とにかく歌が上手い!コーラスワークが抜群で生歌でもとにかく凄い。その上、ダンスが超カッコイイ!解散してなかったら、私のイチオシです!

年齢も現在でもまだ22歳~24歳とこれから活躍出来る年齢。この先活躍して欲しいですね。

公式YouTubeは残ってますので、ぜひ見てみてね!

3. ORIGINAL

J☆Dee'Z時代の初のミニアルバム「あと一歩」に収録されている1曲です。シングルカットはされていません。よってMVも存在しないようですね。

ミニアルバム「あと一歩」ジャケット写真

ガールズスカ・ロックバンドORESKABANDによるプロデュース曲で、今まで(J✩Dee'Z)のイメージを覆すかのようなロックチューンなナンバーとのこと。

作詞:tae / 作曲:iCas

4.歌詞考察

これまで書いてきた失恋物語や不倫のストーリーの様な、いわゆる恋愛絡みの物語りが展開される訳ではないので書きにくいのですが、一言で書くと、真の自己実現に向けた内面の旅を描いていると言えるでしょう。

社会的プレッシャーや他者との比較から解放され、自分らしさを見出していく過程が、感情豊かに表現されています。

I wanna be the one(Oh Oh)

言葉並べて飾ってみても
隠しきれない不安定なBad mind
誰と比べて悩んでいるの?
“みんな一緒に歩いてきたのに”
先を越された 幸せそうな親友にさえ(I couldn't be nice)
冷めた顔して遠く感じた
弱い自分に Bye

I wanna be the one
だんだん壊れそうで (I wanna be the one)
信じることができなくて (I wanna be the one)
冗談気取るFake smile (I wanna be the one)
本当はとても張り裂けそうだよ
誰かの真似じゃない 自分のストーリーを続けよう
I wanna be the one

噂つなげて 面白がって 注目狙え Who is the No. 1?
「偽物だ」とか 穴探してさ 本当にそれが大切なのかな
どこかで何か 違う気がした 同じ会話も(I couldn't be smile)
繋がり求め 覚えた歌も 空っぽのまま Hey

I wanna be the one
だんだん壊れそうで (I wanna be the one)
信じることができなくて (I wanna be the one)
冗談気取るFake smile (I wanna be the one)
本当はとても張り裂けそうだよ
誰かのものじゃない 自分の明日を生きていこう

周りの言う正しさや 間違い探しなら
私にはもうしばらく どうでもいいから (Oh Oh Oh~)
ちょっとずつ強くなる 私らしく (わたしは)
一歩ずつ 一歩ずつ 歩いてく開いた心で (Oh)

I wanna be the one
だんだん壊れそうで (I wanna be the one)
信じることができなくて (I wanna be the one)
冗談気取るFake smile (I wanna be the one)
本当はとても張り裂けそうだよ (I wanna be the one)

だんだん壊れそうで(I wanna be the one)
信じることができなくて (I wanna be the one)
冗談気取るFake smile (I wanna be the one)
本当はとても張り裂けそうだよ
誰かの真似じゃない 自分のストーリーを続けよう

歌詞を順番に見てみましょう。

「言葉並べて飾ってみても 隠しきれない不安定なBad mind」
この部分は、表面的な言葉や振る舞いで本当の気持ちを隠そうとしても、内面の不安や否定的な感情が漏れ出てしまう状況を描いています。自己と他者の目に映る自分のギャップに苦しんでいる様子が伺えます。

「誰と比べて悩んでいるの? "みんな一緒に歩いてきたのに"」
ここでは、周囲との比較による自己評価の問題が提起されています。同じスタートラインに立っていたはずなのに、なぜか自分だけが取り残されたような感覚を抱いている心情が表現されています。

「先を越された 幸せそうな親友にさえ(I couldn't be nice) 冷めた顔して遠く感じた」
成功した友人に対する複雑な感情が描かれています。嫉妬や羨望、そして自分の状況との落差に苦しむ様子が表現されており、親しい関係性さえも歪んでしまう様子が描かれています。

「I wanna be the one だんだん壊れそうで (I wanna be the one)」
繰り返される「I wanna be the one」は、自分らしさを取り戻したい、真の自分になりたいという強い願望を表しています。しかし同時に「だんだん壊れそう」という表現は、その過程での精神的な苦痛や不安定さを示唆しています。

「信じることができなくて (I wanna be the one) 冗談気取るFake smile (I wanna be the one)」
自信の喪失と、それを隠すために作られた偽りの笑顔が描かれています。本当の自分を信じられない状態で、社会的な期待に応えようとする苦しみが表現されています。

「本当はとても張り裂けそうだよ」
内面の苦しみと外面の装いのギャップが極限に達している状態を表現しています。

「噂つなげて 面白がって 注目狙え Who is the No. 1?」
ここでは、社会の表面的な価値観や競争主義に対する批判が込められています。人々が他者の評価や順位付けに執着する様子を皮肉っています。

「どこかで何か 違う気がした 同じ会話も(I couldn't be smile) 繋がり求め 覚えた歌も 空っぽのまま Hey」
自分の行動や人間関係の中に違和感を覚え始めている様子が描かれています。周囲に合わせようとしても、本当の繋がりや満足感が得られないという空虚さが表現されています。

「周りの言う正しさや 間違い探しなら 私にはもうしばらく どうでもいいから (Oh Oh Oh~)」
他者の評価や社会の基準から解放されたいという願望が表現されています。自分の価値観を見出そうとする決意が感じられます。

「ちょっとずつ強くなる 私らしく (わたしは) 一歩ずつ 一歩ずつ 歩いてく開いた心で (Oh)」
自己成長と自己受容への道筋が示されています。ゆっくりとではあるが、確実に自分らしさを取り戻そうとする決意が表現されています。

最後のサビでは、これまでの葛藤や決意が集約され、自分のストーリーを紡いでいくという前向きな姿勢が強調されています。

全体を通して、この歌詞は現代社会における自己実現の難しさと、それでも諦めずに自分らしさを追求していく姿を描いた、深みのある作品だと言えると思います。

5.おまけ(noteお勧め)※イメージビデオ出演

最後に本文とは関係ないですが、今回の映像で出演いただいている私の心友「みさみさ(medibeauty)」をご紹介します。何よりも今回の歌詞をこの方に重ねてイメージしたので、とても重要な人なんです。ここnoteでも定期的に記事を投稿しているのでぜひ読んでみてください。

medibeautyとは、代表(みさみさ)自身が従事している医療業界の分野に、メイクやファッションを取り入れる事で患者様の心のケアを目的として、そこから得られる効果から、生きがいと癒し、そして笑顔を引き出そうと言う試みです。それにより、症状の緩和や病状の進行を遅らせたりする事を目的としています。

▼medibeauty公式WEBサイト

それを「医療と美容の架け橋」と称して、それを先導して行く企業“medibeauty”を立ち上げるべく日夜努力しています。分かりにくいテーマですが、医療ではカバー出来ない、人間本来の生きる力を引き出す美容的アプローチです。

これは医療関係にとどまらず、介護にも同じ事が行え、認知症予防、進行の抑制、生きがい、に繋がる事になります。

誰もがいずれ通る事になる病気や老化。誰しもが健康で生きる権利があります。少しでもそう言った方々にお手伝い出来るのが“medibeauty”です。

ここnoteでも定期的に記事を投稿しています。ぜひ読者になって応援していただければ幸いです。

過去記事も遡ってご覧いただけると幸いです🙇‍♀️

そしてmedibeauty関連のnote投稿記事のバックナンバーをマガジンにまとめました。以下からお読みいただけます。

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