6月・記念日小説まとめ
早いもので、明日で6月が終わろうとしています。もう2024年も半年が終わるんですね。
この記事では、6月1日から始動しました、記念日小説をまとめようと思います。
毎日必ずではないにせよ、6月は合計24本書いていました。なかなか頑張りましたね。
流石に多いので、気に入っているものや、印象に残っているお話をピックアップしていこうと思います。
記念日短編を纏めているマガジンはこちら。すべて短編であり一つ一つは短いですので、よろしければ気になったタイトルを読んでみてくださると嬉しいです。
6/1 チューインガムの日
記念すべき?記念日小説1作目です。
元々、お話というかワンシーンがぽっと思い浮かんだらそれを書くのは好きなのですが、そのワンシーンが思い浮かぶかというとそんなに頻繁ではないんですよね。きっかけというかテーマが欲しいなと思っていたところに、そういえば毎日なにかしらの記念日だという話を聞いたなと思い出しました。そこから、毎日の記念日をキーワードとして、お話を書けたら練習にもなるし、楽しいかもしれないなと。
そんな思いつきから書き始めた1作目となったチューインガムの日は、自分の好きなジャンル、恋愛小説になりました。特に、キスシーンがすごく好きなんです。優しいキスも、ほんの一瞬のものも、少し強引めなそれも(もちろん両想いが必須ですね)。そんな好みがばっちり出ているお話かと思います。
6/3 なんもしない日
Xでなんもしない人という方がいらっしゃいますよね。存じてはいたのですが、まさか記念日があるとはと楽しくなりまして、選びました。
なんもしないでいてもいいんだ、と気が楽になったというのもあります。
作中の主人公は色々と落ち込み、動く気力がなくなってしまっていますが、それも大事な「自分を休める」という行為になっているのだろうと納得させて再びの眠りを貪っています。
鬱だったり、ストレスでしんどかったり、色々と辛い事の多い世の中かと思うのですが、何かをしていないと無価値のような気持ちになってしまうという、強迫観念みたいなものもありそうだなぁと。そうではなく、自分のため、心のために、なにもしないでいる時間もあっていいんじゃないかとそう思いながら書きました。
6/12 バザーの日/恋人の日
恋人の日がメインになっているお話ですね。バザーはきっかけの一つとなってしまっています。
誰でも、余所行きの声みたいなものはあると思うんです。お客様対応というか、最初の第一印象だったり、そこまで親しくない方へ向けた礼儀とでもいいますか。綺麗だったり印象の良い声を出してお相手することはままあることですよね。
そして、その反対に、身内や親しい人にだけ聞かせる声もあると思っています。その声音でしか伝わらない暖かな思いや幸せな気持ちも。
自分(たち)しか知らない部分、って惹かれる要素の一つ、ですよね?
6/15 生姜の日
このお話は実体験をもとにしています。いえまぁ、文字書きなんて、実体験をいかに切り貼りしてお話の中に練り込むか、という物ばかりかと思いますが。そんな感じで、小さい頃にあった実体験と、それから今になって思った事を入れて、整えてみました。
知らなかったことを知ること、何気なく引っかかった事を調べて知ることによって、その後の行動の幅が広がること。知識が増えることによって考え方やその後の自分に影響を与えるんだなと思ったのでした。
6/19 ロマンスの日
ロマンス!これは!と意気込んで恋愛小説にしました。それはもう、タイトルからしてそうしなければと(笑)
記事中のあとがきにも書きましたが、花束ってとても素敵だと思うのです。貰っても嬉しいし、きっとあげる方も嬉しいんじゃないかな。何かの記念日にあげることの多いものかと思いますが、何の記念日でなくても、是非どなたか大切な方にプレゼントしてみてはいかがでしょう。
6/26 露天風呂の日
歌詞風というか、詩というか、なお話です。
日本には温泉がたくさんあって。その沢山の温泉地にはきっと色々な露天風呂があって。そのどれもが一つとして同じものは無くて。そのどれにも、良いところがあるんだと思います。
それは人や他のどんなものでも同じ。悪いところを気にしてしまうとキリがないかもしれません。でも、その逆の、良いところだって、探せば沢山あるんです。
いいところを探して、少しでも気分をあげて、楽しく過ごせたら。
それが一番いいと思いませんか?
上にあげたお話達は24個のお話のうちの一部です。
基本、その日が何の日かを調べてから1時間以内に書き上げています。(一部例外もありますが…)
どのお話も自分にとっては、可愛い我が子。同様に気に入りつつも、出来がイマイチとかよくできたなとか、自分的に振り返ってみても様々です。
それでも、こうやって書き上げられたことは少なからず自分の自信にもつながるのかなと。なんとか続けられて、頑張れたことにホッとしている自分もいますが。
この調子で、7月も、気を抜きつつ、できる日は少しだけ頑張って、記念日小説を書いていこうと思います。お付き合いくださると嬉しいです。