KitTy

気ままに日常の気づきを発信していこうと思っています。まずは継続して発信するところから挑…

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気ままに日常の気づきを発信していこうと思っています。まずは継続して発信するところから挑戦を始めたいと思います。

最近の記事

久しぶりの小さな冒険

限られた選択 育った環境のおかげで、ありがたいことに、第二言語の英語にはあまり不自由なく生活出来ている。シンガポールに住んでいると中国語話せたら良いなと思う事もあるが、基本的に英語で済んでしまう。そんな私が良く出張に行く、クアラルンプールではなくクアンタンに行く機会に恵まれた。シンガポールからクアンタンの直行便もあるにはあるのだが、希望する日程では運航されていなかった。そこで私はドキドキしながら、長距離バスにのる選択をした。クアラルンプールのバスターミナルTerminal

    • フィールドが自然遺産になった

      車で2時間半 オーストラリアの田舎の大学で修士課程を修了した私は、高校の時に住んでいたタイの大学に就職した。この話はまた別の機会に書こうと思う。タイ語も話せない私がタイの大学に就職できたのも、いろんな巡り合わせだ。大学はバンコク郊外に位置しており、工学系が強い工科大学にあるフィールド研究室に入った。メンバーは、Principal Investigatorがアメリカ人、イギリス人とタイ人の研究員に怪しい日本人の私が加わった形のチームだ。月の半分以上をバンコクから2時間半程離れ

      • 【奮闘記】人生の仲間との出会い

        怪しい 博士号の使い方と出会ったのは、博士論文執筆の終盤、卒業間近な頃だった。たまたまラボに置いてあった冊子に載っていた本である。私自身、タイに戻るのか、企業に就職するのか、アカデミアに残るのか悩んでいたから飛びついた。内容は共感するものが多く、こんな事をしている人達がいるのかぁ。と思いながら出版元をみるとリバネス出版と書いてある。リバネスという「団体」が存在しているようだが、どうせ非営利団体だろうとたかを括っていた。たどり着いたウェブサイトには、「バイオ教育のリバネス 」

        • 言語と性格

          引っ込み思案の傾向 教室では、後ろに座って先生と目を合わせないようにする小学生だった。授業よりも休み時間に何を誰と遊ぶかを考えている事が多かった。遊びになるとイキイキして、学習に関係する場面や慣れない場所に行くと引っ込み思案の性格が顔を出してくる。そんな小学生時代を過ごした。これは、シンガポールに住んでいた時も日本に帰国しても変わらなかった。知らない事や未知の事に対して非常に慎重なタイプだ。今の仕事を知っている人には想像し難いかも知れない。 最初の頃は 英語を本格的に学

        久しぶりの小さな冒険

        マガジン

        • つぶやき
          9本
        • フィールド体験記
          2本
        • 奮闘記
          4本
        • KMノート
          1本
        • [English]
          3本
        • 子供の頃の記憶
          3本

        記事

          どんな時もプレゼンテーション

          軸を意識する 私はどうやらポーカーフェイスらしい。いくら経験してもプレゼン前には緊張して喉は乾くし、トイレに何回も駆け込む。緊張をほぐす為、そして緊張から気を逸らす為にも軸を決める。一字一句覚えても、本番アタマが真っ白になる事も。だから、軸を中心に考える事で台本がなくても、プレゼンをスムーズに進行する事も可能になる。また、軸を考える事でプレゼンを通して伝えたいメッセージの道筋を見つけやすい。 気持ちを入れる プレゼンのスライドのデザインや書式が素敵なのに越した事はない。

          どんな時もプレゼンテーション

          【奮闘記】腹を括るという事

          箱はあるけど… 2013年10月にリバネスマレーシアを立ち上げた話を前回書いた。どうにか会社は出来たものの、次のチャレンジが出てきた。リバネスマレーシアを一緒に大きくする仲間集めだ。どうやったら採用出来るのか⁈手探りのまま、面談を続けた。興味を持つ人は集まってくる。問題は就職希望者が何故か最後の選択を入社ではなくお祈りメールを送るという選択を選ぶ事だった。この時、私には、「不安」が相手見えること、その結果リーダー自身に「迷い」がある事が課題だと見破る事は出来なかった。いや、

          【奮闘記】腹を括るという事

          ピアノと言語

          母国語以外との遭遇 私はマンダリンを話すドラえもんを見て育った。日本語を話すサザエさんは音声のみだったから、聴きながら想像するのが楽しかった。私にはそれが普通だったが、録音されたアニメは友達にはあまりウケが良くなかった記憶がある。5歳からシンガポールにいた私にとって、日本語が分からないだけで無く、全ての人が話す言語が分からないのは当たり前だった。母曰く、保育園に行くようになってしばらくしたら耳で覚えた中国語を話していたらしい。同じ人間の話す言葉だから異なる原語を混ぜて使って

          ピアノと言語

          Encounter with Leave a Nest Group

          PhD thesis due just around the corner After leaving the KMUTT researcher job in Thailand I went to Australia to carry out field research. I joined Japanese University due to some suggestions I received from Japanese researchers. I selected

          Encounter with Leave a Nest Group

          I’m currently writing another entry in English about how I got to know about Leave a Nest back in 2010. Hope it will be a fun read :)

          I’m currently writing another entry in English about how I got to know about Leave a Nest back in 2010. Hope it will be a fun read :)

          Common questions I get

          why are you here in Singapore? Short answer, because this is a second home to me. Then the question follows, “why do you consider Singapore as your second home?” I grew up in Singapore as a child and for the first 10 years of my life I did

          Common questions I get

          知らない!を知るために

          「なんで」ハカセ 小さい頃の話を聞くと、私はよく「なんで⁇」と聞く事があったらしい。人間には、生まれながらにして探究心が備わっているみたいだ。でも何故か成長とともにこの探究心をしまいこむ癖も身につけてしまうのだ。かくいう私もその1人。高校に入る頃には、聞くことを恥ずかしく思うワタシがいた。「◯◯で無ければいけない」と自分で勝手にルールを作ってしまったのだ。女の子だから、日本人だから、16歳だから…理由は余るほど挙げられた。 体験しないと分からない 「あー何で知ろうとしな

          知らない!を知るために

          みなさんの声が励みになっています。ありがとうございます♪ どうやらnoteをはじめて1ヶ月経ったらしい。書く事で自分の考えがまとまったり、思わぬ方から久しぶりに連絡が入ったりした。なかなか定期的に更新するところまでいっていないが…継続していこうと思う。

          みなさんの声が励みになっています。ありがとうございます♪ どうやらnoteをはじめて1ヶ月経ったらしい。書く事で自分の考えがまとまったり、思わぬ方から久しぶりに連絡が入ったりした。なかなか定期的に更新するところまでいっていないが…継続していこうと思う。

          表現と文化

          言葉を知ると文化も見えてくる 「なるほど、そういう文化背景があったのか!」って腑に落ちる瞬間に遭遇する事がある。それまで霧に包まれたような周辺に一筋の光が差し込むようなタイミングだ。タイに住み始めた頃、都合の悪い事が起きた時に「マイペンライ」(直訳するとすれば、大丈夫とか、気にしないで)と言われる事に違和感を覚えていた。例えば、お店に入って欲しかったものが無かった時に店員さんが「マイペンライ」という。お客さん側がいうならまだ理解できるのだが…「なんで⁇」とモヤモヤした。

          表現と文化

          【奮闘記】デスクとスーツケースから始まるローラーコースター

          突然のオファー 「はい、分かりません!」と元気に恥ずかしがりもせず参観日に発言するような女の子だった。その頃は、真っ黒に日焼けしていた私。一般的には大人と呼ばれる年齢で、少し日本人ぽくなった私はクアラルンプールの高層ビルに1人佇んでいた。もし、私がその現場を別の視点から見ていたら、さぞかし不安そうな女性が小さなデスクの前に立っているのをみて心配になっていたかもしれない。人生経験は豊富な方に分類されるかもしれないが、社会人2年生だった私は間違いなく迷子だった。日本に本社がある

          【奮闘記】デスクとスーツケースから始まるローラーコースター

          負けず嫌いがなおらない…

          くやし涙が出てきちゃう生態 小学生の頃、水泳は6年、ソフトボール部に4年、バレーボール部に1年入っていた。スポーツが上手かったというよりは、やってみたくて入ったクチだ。参加していた子供も少なく、割と早い段階で大会に出る機会に恵まれていた。その影響もあってか、独りよがりな自信が芽生えてしまった可能性もある。しかし、普段の遊びに関しては、兄弟はいなかったが常に周りにお兄さん・お姉さんがいた為、兄妹のように一緒に遊ぶ事が多かった。小さい頃の1-2歳の差は大きく、そんな時は負ける事

          負けず嫌いがなおらない…

          【フィールド体験記】初めてのジャングル

          未知との遭遇 こんなにも自分の体内センサーをサボらせていたのか?と気付かされたのは初めてタイのジャングルに1人で入って行った時だ。テレビでみた大自然の壮大さやワクワクよりも、その時の自分には恐怖しかなかった。3週間前に大学で受けた面談時に明るく「フィールドワーク問題ありません。ヒルも気になりません」と答えてしまった自分を恨んだ。鬱蒼と茂った森の中でいろんな音が聞こえてくるが、その音を出している生き物の姿は見えてこない。全ての生き物に命を狙われているような被害妄想に陥った瞬間

          【フィールド体験記】初めてのジャングル