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負けず嫌いがなおらない…

くやし涙が出てきちゃう生態

小学生の頃、水泳は6年、ソフトボール部に4年、バレーボール部に1年入っていた。スポーツが上手かったというよりは、やってみたくて入ったクチだ。参加していた子供も少なく、割と早い段階で大会に出る機会に恵まれていた。その影響もあってか、独りよがりな自信が芽生えてしまった可能性もある。しかし、普段の遊びに関しては、兄弟はいなかったが常に周りにお兄さん・お姉さんがいた為、兄妹のように一緒に遊ぶ事が多かった。小さい頃の1-2歳の差は大きく、そんな時は負ける事が多かった。そうすると始めに泣かないと約束したにも関わらず、自然と涙が溢れてきてしまう厄介な体質だったのだ。

根拠のない自信

他にも親を驚かせたエピソードがある。初めてのソフトボール大会。シンガポールにある南洋理工大学のグランドで10チームくらい(このあたりの記憶は曖昧だ)参加して行われたと記憶している。練習を始めて半年くらいだったと思う。無意味な部分で、時に絶大なるガンコさを発揮する私は、その時も当然自分のチームが優勝するに違いないと自信満々だった。
負けるかもしれないと思った瞬間、いろんな感情が沸き起こり涙が溢れた。全くどこから初戦で勝てる自信が湧いてきたのか、特に親におだてられた記憶も無い。監督に良いねと褒められた事もなかったように思う。という事は、先天的に脳が楽天的回路で作動している可能性が大だ…というかそうなんであろう。たいした勘違いである。

上手く付き合っていきたい

この楽観的回路、根拠の無い自信と勘違いが後の私をコブラがいるタイのジャングル、ワニがいるオーストリアのマングローブ林へと誘ってきた。何をするにも人一倍時間のかかる私だが、時には挫けそうになりながらも諦めない傾向がある。そう、ここにもガンコさがでてしまっている。周りの人間からするとそろそろ「諦める事」も覚えて欲しいといったところだろうか。負けず嫌いなところや悔しいと涙が出てしまう自分とも上手く付き合っていきたい。3つ子の魂100までという言葉を噛み締めながら、自分の短所を上手に受け入れる方法を発見する旅は未だ続いている。

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