ファイトソング第5話～ずっとそばにいる大切な人～

大切な人はずっとそばにいたってパターンも、なくはないかな

『ファイトソング 第5話』より

 稲森いずみさん演じる磯辺直美さんの言葉。花枝と春樹と慎吾の関係を妄想する直美さん。それを聞いてニヤニヤする慎吾と複雑な表情の凛ちゃん。この言葉は、本当は慎吾に対して凛ちゃんの気持ちに気づかせるための言葉だったのかなとも思います。

「木皿さん、元気ですか？」
「はぁ？」

『ファイトソング 第5話』より

 このシーン、楽しみにしていました。詳細は伏せますが、慎吾から春樹への宣戦布告にも思えました。

俺たちは、男とか女とか恋とか…そんなことよりなんかもっとこう深い出逢いをしてしまったわけだからさ…兄弟とか家族とかそんなものよりもさ、もっと…もっと強い絆をもってしまっているわけだから

『ファイトソング 第5話』

あるもの壊さないと、先に進まないよ！

『ファイトソング 第5話』

 慎吾の迷いからの凛ちゃんの後押し。凛ちゃん、あなたはどれだけ良い子なんでしょう。「おばあさんは山に芝刈りに」ってかっこ良すぎる。慎吾の背中を押せる凛ちゃん、かっこいいしでも見ていると切ない。慎吾の迷いに共感しつつこの言葉がかけられるって素敵だな。

 第5話は、慎吾の想いが溢れている回でした。私としては、直美さんの妄想が少しでも実現すればと思います。大切な人に気づくのは花枝か、慎吾か、もしくは春樹か。そろそろ、幸せな慎吾の姿を見たいなと願いつつ。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。