繋いでいくこと

「今日は温いのぉ。今日から大寒なのにのぉ。」

日向のえんがわに座って
近況やら味噌づくりについて
地域の方とお話

毎年、大寒になると
恒例の味噌づくりを開催する
仲良くしてもらっている
地域のおばあちゃんたちと
わいわいと味噌を仕込む^ ^

私も含め
みんな歳を重ねているので
みんな無理をしない時間にしている
年々私も
色々教えてもらっているので
材料の調達はもちろん
くどや羽釜などの道具の準備は
私がほとんどやるなどして
味噌づくりの時間が
わいわいと楽しい時間になればいいなと^ ^

薪だって
使ってばっかりじゃなくて
毎年補充していかないといけない

こうやって
味噌やこんにゃく干し芋づくりに使うから
かと言って
山を持っているわけではないので
薪の調達も
誰かの協力をいただかないといけない
しかも、私は薪割りもしたい！！
ので、地域の方に協力いただき
今年は薪の補充を検討中

「樫のええ木ありますよー。薪割りしたいんやったら、30cmくらいに切ろか？20cmくらいに切ろか？樫は硬いけん、20くらいがええかもなぁ。まあ、サンプル作ったから試してみ？」

と、わざわざ
樫の薪割りサンプルを作ってくださり
私のわがままを
優しく受け入れてくださったり
来年以降の薪づくりも
なんだか楽しい時間になりそうで
とてもうれしい^ ^

「落ち葉は拾ったんか？」

畑の土を
いい感じに保つために

畑に溝をきり
落ち葉をいれて埋め？
『うめうち』という技を
木頭に来てから
地域の方に教えていただいた

毎年、菌の力を借りて
畑の土をふかふかに保っている^ ^
春に畑を耕すと
森の匂いがする畑
毎年、美味しい野菜をつくってくれる
畑の土を
保ち続けるために
毎年、毎年、
地域のおばあちゃんの山から
落ち葉をもらって
我が家の畑の土を次の年に
繋げている

そのうめうちのおかげか？
我が家の畑でとれる大豆は
甘くてうまい！！
そしてその豆を使って
いつもお世話になっている
地域のおばあちゃんと味噌を仕込み
昨年仕込んだ味噌を開け
味噌汁を食べ
味噌を分ける^ ^
また、来年もきっと
おんなじことをする^ ^

こうやって
色々なことを繋いでいきたいなと
そして、決してひとりでは繋いでいけなくて
必ず、自分以外の誰かの協力や助けを
たくさんいただいている
知恵であったり
ものごとであったり

繋げていくことには
人との関わりは大事
やっぱり
関わるみんなが
楽しいなとおいしいなと
思える時間やものごとで
繋いでいけたらいいなぁと^ ^

そうやって暮らしていると
暇な時間はない（笑）
楽しい時間が増えてきた^ ^