![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151157668/rectangle_large_type_2_54f35c4634cfff4e2f1d51ef4a73405d.jpg?width=1200)
自給するとは?
今年のお盆は
ゆっくりと里帰り
実家は
今暮らしている木頭よりも
"便利"なところにある
つまり
お金を出せば
毎日食べるものは手に入るし
あまり旬に依存せず
色々と手に入る
お盆は木頭を離れ
1週間後木頭へ帰宅
いつもお世話になっている方に
郷のあれこれをお渡しし
「郷のみんなは元気じゃったか?」
「家族揃って、にぎやかなぼにじゃったわ。」
などなど
ぼにの話で盛り上がる
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151157703/picture_pc_721e5d3f52419a2de96cb8bd9776788f.jpg?width=1200)
「あいいるかぁ?ちょうど今、あい(鮎)釣って戻ってきたんよだ。」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151157722/picture_pc_5bf16a901b59e5bfb4a0c3c58239ddd3.jpg?width=1200)
と、釣りたての
立派な鮎をいただき
塩焼き用にスタンバイ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151157730/picture_pc_a251fbf7f6df8689bbc20ba3aa8f3f23.jpg?width=1200)
「鹿いらんか?脂のっとるん、うまいぞ。」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151157758/picture_pc_d159c8aeb0ca37000d7690ec9c6161a6.jpg?width=1200)
と、鹿肉の塊をいただき
スライスをして
タレに漬けて
2〜3日後の夜ごはん用に
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151157940/picture_pc_9d884daa2bd1a921672237ea6586d582.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151157941/picture_pc_cfd2144db1a80d64b18060607cf1ca77.jpg?width=1200)
「今、米ないってゆうて困っとるのぉ。わしらは、わぁらが食べる分程度は作っとるけん、困らんけんどのぉ。」
という話
我が家のお米も
私が暮らす地域で育ったお米
「田植え手伝ってくれんかぁ?米できたらやるけん。」
と、とてもありがたいお声かけをいただき
昨年からお手伝いさせていただいている
ほんとうにありがたい話
「野菜あるんか?なかったら言えよ。あるんはやるけん。ないんはあげれんけんどの。ははは。」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151157964/picture_pc_c8b7c04ea8733479ca4efe3b540d4f71.jpg?width=1200)
我が家でも
あれこれ育ててはいるけれど
我が家にない野菜や
まだ採れていない野菜を
いいタイミングで
いただいたりして
毎晩の食事に
木頭で採れたものが
必ずあがるというのも
なんとも豊かな暮らしだなと
自分で作ったものと
ご近所さんからのお裾分けで
生きているんだな!と
毎日、これは我が家の野菜で
これは◯◯さんからもらった野菜と肉で
と、産地を確認しながらいただいています
大きな災害への備え
は、非常に大事ですが
毎日当たり前に過ごしている
日々の暮らしをしっかりと見ることで
いざという時への対応や状況は
変わってくるのではないのかなと^ ^
今でも忘れない
私が木頭へ移住したての時
庭先でぜんまいを乾燥させながら
むしろの上で
揉んで揉んでしているおばあちゃんに
言われたこと
「こうやっての乾燥して保存しとくんよだ。ほしたら、一年中食べれるけんの。木頭には、こんなことしよるばぁがまだおるんぞ。災害が起こって、電気もガスものうなっても、身体が元気じゃったら、火も炊けるし、水もあるし、芋やら山菜やら保存してあるけんの。ばぁのとこ来いよ。うまい飯とあったかい風呂入らしたるわだ。ははははは。」
なんとも心強かったし
ここで暮らせば生きていけると
感じたのを今でも忘れない
そして、私も
そんなおばあちゃんになりたいという
思いを胸に
木頭で暮らして8年目
まだまだ
助けていただいてばかりだけれど
ここ、木頭ならば生きていける!
と、思える場所に
今暮らしているし
これからも暮らしていきたいと思っています^ ^