他人を支配する黒すぎる心理術~要約~
狐です。
今日は少し読んでみた本をまとめてみました。
このnoteを読んでみて興味が出た人は是非購入を勧めます。
本書を読みこの知識を得る事で大きく人生が変わる事でしょう
他人を支配する黒すぎる心理術
まず冒頭で私が以前から知っていましたが再度重要と感じたのがこちら。
【アイアクセシングキュー】
アイアクセシングキューは、目の前で起きた出来事を思考で処理する時に、何を考えているかによって視線の方向が決まっているという考え方。
①視線が上、左上、右上に動く=視覚的イメージ
視線があなたから見て右上→(色などを)思い出している
視線があなたから見て左上→(色などを)考え出そうとしている
②視線が水平に右、水平に左に動く=聴覚イメージ
視線があなたから見て右→(声などを)思い出している
視線があなたから見て左→(声などを)考え出そうとしている
③視線が左下に動く=感覚
視線があなたから見て左下→(お風呂の温度など)自分の体に触れた感覚を思い浮かべようとしている
この知識を装備した状態だと相手の目線の動きだけで感情が読めてしまうのです。それだけでビジネスの交渉の場においてはどれほど優位でしょうか。
また心理学者ケンドンとクックの研究によると、一般に女性は男性よりも人に対して多くの視線を向けるとされています。
女性に見つめられると自分に好意があると思う男性がいるが、女性の視線については無意識なことが多い。
特に日本人の男性は、女性を性的な違いから特別に意識しすぎることで率直に感心を示すことができないのです。
例えば、1人の異性があなたのことを見ずにもう1人のことばかりを見て話していたとすると、あなたはその異性に嫌われていると感じるかもしれないが、あなたに興味があるからこそそれを隠そうと視線を外しているのかもしれません。
男性は女性の気持ちを理解するのって難しいですよね。
次に様々な本に書かれている内容にはなりますが、
それほど重要な事だと私は考えるのが以下の内容です。
★行動原理★
人間の行動にはいくつもの心理的な原則が存在し、我々は毎日それに従って行動をしている。その中でも行動を理解するための基本の8項目があります。
順番に説明していきますね。
①利益最大の原理
人は自分の「得」になるように、最大限得られるような行動をとる。
一方、自分にとって損失となるようなことは最小限に留めたいと思う欲求がある。
②公平性原理
人間は一個の個体としては非常に弱い存在でありながら、その他多く存在する力の強い肉食動物と並ぶ力を持つようになりました。
これは、古代から人間が「集団」で生きていくことを選択し協力し合うことで、ひとりではできないことを可能にしてきたからである。
人には利益最大の原理があるが、自分の利益を追求すると、長期的に見ると集団で得られるはずの利益を失ってしまうのです。
社会集団を成立させていくためには、それぞれが得られる利益が公平となるように分配されなくてはいけません。
③返報性の原理
人は自分ひとりが得をしすぎると不快に思います。
これは、人が相手から何かを与えられた場合にはお返しをしなくてはいけないという「社会的規範」が個人のアイデンティティのなかに反映されているため。
④一貫性の原理
人間は、一度決めたことは損をしてもやり続けがちです。
そもそも人は自分にとってマイナス評価になることを嫌うので、たとえ損をしても高い評価を得たいと思うのである。
また、自分にとって重要なことに自己矛盾が起こった場合にも、人は不快感を覚えます。
この自己矛盾への不快感を「認知的不協和」といいます。
⑤類似性の原理
人は自分に似た相手に好意を持つのです。
理由は、自分と同じ意見の相手と一緒にいることで、いつも自分自身を正しいと肯定していられるから。
また、相手の思考を容易に予測できるので、気軽に付き合うことができる。
逆に、価値観の合わない人と一緒にいると、自分の意見や態度を否定される可能性が高まり、自分が不快感を抱くリスクも高まる。
⑥社会的証明の原理
人は、多くの人がやっていることこそが正しいと思ってしまう心理がある。
飲食店の前に行列ができていると、他の人もつられて行列に並ぶ現象のことで、多くの人が並ぶという不快なコストを支払ってまで入りたいと思うお店だからおいしいに違いないと判断している。
心理学者アッシュは「同調の心理」に関する実験を行った。
この実験では、被験者が明らかな正解を確信していても、その被験者以外の全員が一致して間違った答えを選択した場合、間違った解答を選択してしまう人が多くいました。
⑦権威の原理
人は、実際に高い社会的地位の人や、その地位を象徴するようはステータスシンボルを持っている人(=社会的勢力)から強い影響を受けるのです。
心理学者フレンチとイレブンは、社会的勢力について5つの影響力を挙げている。
ⅰ)賞勢力:この人物に従うと「いいことがある」と思わせる影響力
ⅱ)罰勢力:この人物に従わないと「罰や損失をこうむる」と思わせる影響力
ⅲ)正当勢力:社会的な立場上、従うべきであると思わせる影響力
ⅳ)専門勢力:専門家という立場に従おうと思わせる影響力
ⅴ)参照勢力:魅力のある人物に憧れ、真似をしたいと思わせる影響力。
その後、他の研究者たちから次の2つの社会的勢力も提唱されている。
ⅵ)情報勢力:メッセージに説得力があるから、従いたいと思わせる影響力
ⅶ)魅力勢力:魅力がある人物だからといって、すべての人が真似をしたいと思うわけではないが、好意を持った人から頼まれれば従ってもいいと思わせる影響力
⑧希少性の原理
人は手に入りづらいものほど、手に入れたくなるという心理があります。
それは、社会の中に存在する「希少なものは価値が上がる」という原則を経験上知っているからです。
そして、獲得が難しいほどそれを獲得したいと思う心理が働く。
自分の自由な権利が「希少性」という困難に阻まれたからこそ、権利の再確認を必要と感じ、結果として希少なものほど手に入れたいという欲求が生じます。
以上8つの行動原理は自分が行動する時どれか当てはまるものがありませんか?販売者側はこれらを利用して販売を促進しているのです。
そして人間関係を構築するのに大事なファクターが次の内容。
★パーソナルスペース★
アメリカの文化人類学者エドワード・ホールが分類する4つの距離帯
①密接距離 (intimate distance):0㎝~4㎝
身体にふれあうことのできる距離。家族、恋人など、ごく親しい人のみに許されるが、それ以外の人がこの距離に近づくと不快感を伴います。
②固体距離(personal distance) : 4㎝~ 120㎝
ふたりが手を伸ばせば相手に届く距離。友人同士の私的な会話を交わす際にとられる、ややくだけた関係性を表しています。
③社会距離 (social distance):120㎝~350㎝
身体に触れることはできない距離。ビジネスのあらたまった場や上司と接するときにとられます。
④公衆距離 (public distance):350㎝以上
講演会など公式な場での対面のときにとられる距離。講演者と聴衆というように、基本的には相手と顔見知りでないときにとられます。
これは個人によって差がありますが、
私などは人に近寄られるのを極端に嫌います。
なので物理的に人と距離を縮める時は慎重に空気を読んだ方がいいですね。
次は第一印象が大事というパート。
★SVR理論★
アメリカの心理学者バーナード・I・マースタインが 1977年に発表した3段階でモデル化された人間関係の深まり方があると言います。
段階①S(Stimulus):見た目や声、性格など、外見や感情表現から刺激を受けている状態
段階②V(Value):物事への興味や関心、価値観などを共有している状態
段階③R(Rule):価値観が類似しているだけではなく、お互いが相手の望んでいることを察知し、双方の役割を担い協調している状態
この段階を意識して人間関係を深めるといいでしょう。
最初の出会いで形成される「第一印象」は特に重要で、初めて出会う相手に持ったイメージは「初頭効果」としてのちのちの印象形成にも大きな影響を及ぼす。
例えば、友達が「女の子を紹介するから」とセッティングしてくれた場に遅刻して、しかも寝起きのような格好で登場しようものなら、そのときに相手に与えてしまった悪印象を払拭するのは容易なことではない。
次はビジネスマンはすぐに実践した方がいいパートになります。
★仕事で使える心理学★
・声の抑揚を使い分ける
→男性の低い声は、女性にとっては男らしさの象徴として魅力的に響きます。
男性の場合、やや低音で語尾に力があり、物事をはっきり言う態度が好まれるのです。同じ内容でも話す人で聞こえ方が全然変わったりしますよね。
20世紀後半のアメリカ大統領選挙の得票率と声のトーンの因果関係を調査したデータに よると、声の低い候補者の得票率の方が声の高い候補者の得票率よりも高かったそうです。
・声の大きさを使い分ける
→ささやき声を使うと親密度が増すと言われている。
・話すスピード
→話すスピードは年代によって変える必要がある。
年をとるほど自分が感じる時間の経過はどんどん遅くなり、実際の時間の経過の方を早く感じるようになるのです。
よく大人が「時間が経つのが早い」と言っているのはこのためである。
つまり、50代の人に向けて話すときはゆっくり話した方が印象がよく、20代に話す時はそれより少し早口で話すと良いという事です。
・誤前提暗示
→ありもしない前提を相手に伝えた上で、相手の判断を自分の思い通りにコントロールするテクニック。
2つの選択肢を提示した場合、他の選択肢があっても与えられた選択肢の中で判断してしまう。
(居酒屋のキャッチなどがよく使っているテクニックですね)
・褒めるポイント
→男性を褒める場合:相手の能力を褒める。狩猟採集民族の時代、獲物を捕まえる能力があるかどうかが全てだったため。能力の結果、得られるものを褒め流のが効果的。
→次に女性を褒める場合:相手の行動や行為、内面、しくざを褒めることが効果的。女性は家庭を中から支えることが大きな役目だったため、成果によって違いが表れる仕事ではなかった為。
・ピグマリオン効果
→褒めて育てる心理テクニック
期待することによって対象者からやる気が引き出され成績が向上する。
・認知的不協和
→例えば、ライバルに褒められた場合、「褒められるはずのない相手に褒められる」という不協和が生じている。
そのため、不協和を解消しようと「あいつは案外いいやつなのかもしれない」と思い込む作用が働きます。
無言のテクニック
→相手の話をじっくり聴く「傾聴」という方法。現在のカウンセリングスタイルの基になっています。傾聴をすることで、無条件で自分を受け入れてくれる相手(聞き手)に信頼感を抱く効果があります。
「うなずき」を加える事で話の潤滑油になる。
→無言のテクニックは、相手を拒否したい場合も使えます。無表情でうなずきもせずに話を聞くことで、話し手は話そうとしていたことへの自信を失うでしょう。
うなずきを無くせば、相手の調子を上げさせない効果もあります。
色のテクニック
→白:清潔感、上品、永遠
→青:冷静、賢さ、男性らしさ、集中力を高める、クリーン、挑戦、信頼感
→赤:情熱、やる気
→緑:安定、調和
→黄:希望、光、人を明るくする、親近感、解放的
→紫:高貴、欲求不満
→黒:威厳、風格、重厚感
→グレー:ほどよく刺激を和らげる、仕事の能率を上げる、警戒心を和らげる、穏やか、相手を引き立てる
これらを意識して話す空間や持ち物を選定するといいでしょうね。
スティンザー効果
→会議で複数の人間が集まった時に現れる法則
・以前、会議で議論した人たちは、議論相手の正面に座る
・ある発言の次には、反対意見を言いたくなる
・会議のリーダーの立場が弱いと、参加者は正面の人と話したがる。
・会議のリーダーの立場が強いと、参加者は隣の人と話したがる。
また心理学は仕事だけではなく恋愛にも使える場面は大変多いです。
それでは次のパートに入ります
★恋愛で使える心理学★
ペーシング
→相手の話すスピード、リズム、音程、声の大きさを合わせることで親近感を抱かせるテクニック
やり方は簡単で、相手が話す言葉じりやキーワードを繰り返すだけです(つまりオウム返し)。
特に、女性は基本的に共感されることを望んでいる傾向が強いため、合わせて共感する事がポイントになります。
ミラーリング
→好ましく思われたい相手のしぐさをさりげなく真似るテクニックです。
動作によって相手に共感している自分の感情を無意識に伝えていることになります。これは有名なので相手が知っていることも考慮すると少し慎重に使用した方がいいテクニックですね。
社会的報酬
→相手の名前を頻繁に呼ぶと、あなたの存在や価値を認めているという報酬行為になります。
人は会話の中に自分の名前が出てくると感心を向けずにはいられない。
名前を連呼されているうちに、相手に対して親近感を覚えるようになるのです。
初頭効果
→第一印象は相手のイメージを作り上げ、その後の付き合いにも影響を及ぼします。
そこで自己呈示という手法を利用する。
自己紹介などで自分の長所やアピールしたいポイントをうまくピックアップして相手に好ましいイメージを抱かせる。
多少、誇張した内容でも嘘でなければOK。
→これに対して最後に得た情報が強く残ることを「親近効果」という。
→最初と最後の印象をよくすれば好感を持たれる事を覚えておきましょう。
両面呈示
→メリットだけではなく、デメリットも提示された場合のほうがより高い高感度を示す。悪い面も提示することで相手を信頼させる。
ちょい触れテクニック
→適度なスキンシップは異性だけでなく同性でも好意を持たせるきっかけになります。
男性同士の場合でも、握手などの行為であれば不自然ではないので大丈夫です。
単純接触効果
→人は繰り返し見聞きする単純接触が多くなればなるほど好意を持つ傾向があります。
また、お互いが似たもの同士であることを認識すると親密度がアップする為、まずは共通点探しをすると良いでしょう。
如何でしたか?
こちらの本の載っている知識は知っているだけで大きく人生に影響を与えるでしょう。
もしよければ是非読まれる事をお勧めします。
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他人を支配する黒すぎる心理術
私は普段は為替トレーダーとして
自粛中でも在宅で稼げる方法を発信しているので
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・コロナで収入が下がった人
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・お金にどう働いてもらうか悩んでいる方