書籍充実度~献血ルーム四条~
「駅前の動画載せるの忘れてたことに気づいた」
「そうだね 免職だね」
「心配せずとも次の献血までネタが持ちませんから」
どうも。献血ルーム四条役だ。
よろしく。
私の最寄り駅は京都市営地下鉄四条駅すなわち阪急烏丸駅、ただ駅前に習ってより正確なことを言うなら四条高倉バス停とした方がいいかもしれん。
私はあいつよりは入り口の目立ち具合には自信があるんだが、天下の四条通の中でどれくらい存在感を発揮できているかというと心もとないな…まあ、探していれば見落とさないくらいのアピール力は流石にあると思う。
アクセスの話はこのくらいにするか。
私の特徴は何を差し置いても書籍の多さだろうな。まあ、単に多いだけなら近畿圏にもそれなりにそろえているルームがあるし、兵庫とかがやってるみたいに電子書籍化すれば物量では恐らくそちらが勝るだろう。
だが、私の所では何と「書籍の貸し出し」をやっている。
容易に想像がつくと思うが、これはかなりリスキーな行為でもある。他の献血ルームでは「書籍の持ち出し厳禁」とわざわざ注意しているところもあるしな。
ではなぜ私のとこでこれをやっているのか?
理由、といえるのかはわからんが、一つにはこの本棚を「みんなでつくる本棚」としており、来場者の方々からの本の寄贈を受け入れていることが挙げられるだろう。
献血者様に単にアメニティを提供するだけではなく、共に場をつくっていく、というときざな気もするが、そのあたりに貸し出しをやっている理由の基はある気がするな。
最も、書籍がうちの特徴の全てじゃない。
自販機は二台設置して、いちごオレなど割とマイナーなのもそろえてあるし、ランダムにはなるが菓子も様々な種類のを用意してある。「けんけつちゃん折り紙」をルームに用意してあるのもかなり珍しいと思うぞ?
あとは…採血ベッドが円形に配置されていてちょっとSFっぽくなってることとかか?
え?袋?
確かにこのけんけつちゃんがデザインされた袋を記念品の持ち帰り用に用意させていただいたりもしたが…
近畿では京都限定?マジか
最後に一言?
そうだな…
京都は学生の街として有名だ。私は市街地の中心付近にあるから、各学校からもそれなりに行きやすい。なので私の所で「空きコマ献血」してくれる学生が増えることを祈っている。
こんなところでいいか?
では、ご清聴感謝する。
「ありがとうございました!
『響け、ユーフォニアム!』キャンペーン時にルームの書籍を手にして特設パネルと並んだ写真を撮っていただいた、『献血ルーム京都四条』さんでした!」
「ドリンクって結構入れ替わるよな」
「らしいですね 同じルームに行くのは結構時間空くから意識しないけど」
「それで擬人化してハーレムを気取るから鯉月餅悪い」
我がご主神様へのお賽銭はこちらから。 淡路島産線香代に充てさせていただきます。