いちばんヨキがやってきている

都内は人が減って来た
勿論混んでる所は混んでるけれど
いつもの日曜なら人混みになっているのが
車も少なく人も少ない
みんな帰省してるのかな
もう少しすると逆に来る人もいたりして
ああ実家に戻って来てるのかなと
いつもの枠の中に
何だか違う風景が入り込んで面白い

お正月の花は近くの好きな花屋で買っていて
お正月らしさ　は求めないから
その時出逢ったお花を迎えてる

今回は
「キックスタート」という名前に魅かれた
綺麗な薄紫色のチューリップと
ヒガンバナの一種だという
これまた紫の「リューココリーネ」と
ふたつの紫花に合わせて
店主さんに選んでもらった
ツクバネウツギ（アベリア）
という山野草

「キックスタート」だなんて
正月にぴったりじゃないと先ずはそれを決めて
そこからの流れで残りの種だったけれど
家戻って花言葉を調べたら
キックスタート：思いやり
リューココリーネ：あたたかい心　信じる心
ハナツクバネウツギ：謙虚　謙譲
だと知って　あらまあステキとなった

実は花屋へ赴いた時もう殆ど切り花はなくて
残っている子たちから選んだのだけど
何だか素敵な子たちが来てくれたなあーと
華美ではないかもしれないけれど
ほんわか出来る空気感を出してくれている
花たちを観ては ふふふ となっていて

以前は　正月らしさ　を求めてたけど
今はその時々のわたしをサポートしてくれる
花たちがちゃーんと訪れてくれているので
新しい年を一緒に迎える仲間として
ありがたくお迎えしている

今までとは違った　気づきの欠片たち　が
いっぱい降って来ているのは明らかで
それがどんな事か　どんな内容かとかは
まるっきり分からないけれど
だけど　今までとは違う段階の気付き
のようなものが散りばめられている
という事はヒシヒシと感じている

そして
ちょっとだけそれに触れたりすると
今までの自分　を
ぐるん　とひっくり返す気づきが
ぱっと現れて　あ！と思うのだけど
その作用のようなものを知るのは
翌日だったりする

それも　当事者というよりも
もうちょっと上から眺めて
全体を含めた中の自分に起きている
ような感覚でそれを観ることが出来る

逆を言えば
その位置に行けばそう観れるわけで
「自分」と同化している時は
また違う感覚の 気づき となって
現れている

この
まるっきり未知がいっぱい詰まった
気付きのカプセルのようなものが
これから　どのタイミングで
どのように弾けていくのか
それによって
どう「自分」がひっくり返されて
どう変わって行くのか

もう　それらがある　という事は
分かっているので

ただ　ただ
たのしみ