【kitokitoはこんな人(過去のこと)】
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お米のベジおやつと発酵のおうち教室
〈kitokito〉
木と、
お米と、
小豆(雑穀・豆・種)と。
全てが循環し、
永遠に持続的であり、
支え合い、
きっと、きっと。
と希望に溢れていますように。
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kitokitoの、できれば隠しておきたかった赤裸々な過去を書こうと思います。
今でこそ、
オーガニック、無添加の手づくりを心がけ、薬に頼らない暮らしですが、
子どもを出産するまで、真逆の考え方でした。
両親は歯科医師、親戚は医師や歯科医師、と医療従事者に囲まれて育ち、
小さい頃から、何かあればすぐに薬(市販薬ではなく、処方箋薬)の暮らしでした。
何か不調があれば、薬で治る。
足りない栄養はサプリメントや栄養補助剤があれば大丈夫。
中学生頃までは自然大好き、動物大好き、(人間嫌い)だったのに、
高校生頃から自然や動物から離れ、数字で物事を判断するようになったように思います。
そしてその頃から、精神的にも不安定に。
拒食症も、過食症も経験しました。
実家にはお菓子の棚、アイス専用の冷凍庫があり、
歯医者の子ですが、毎日歯磨きしていても、小さい頃から虫歯があり(当然ですね)
20代では深刻な歯周病を持っていました。
いつしか、常用していた抗生剤は効かず、
毎年長引く風邪をひき、だけど薬なしでは治すことができず、
大学生の時の大失恋では、
体調不良から、処方された薬で薬疹を起こしました。
大学では栄養学なども学んでおり、
お料理も大好きだったので、いつもお野菜料理は作ってはいたのですが、
「お米は太る」という先入観から、お米を食べず、
お肉も食べず、
空腹をお菓子で埋める。
お米もパンもケーキも炭水化物で一緒でしょ?
甘いもの大好きのケーキバイキング大好き。
足りない栄養は数字ばかりのサプリメントに頼る学生時代でした。
拒食症後の過食症がひどく、下剤でリセットする毎日。
当然のことながら腸内環境は最悪で、
20代はほっぺとおでこにたくさんのニキビがありました。。
血液ドロドロなので静電気も起こりやすく、少し歩くだけでバチッと痛み、
恐怖で歩けなくなったこともありました。
拒食症だった高校生の頃は、生理が一年半なく、
大学生で薬無しでも生理が来るようになったものの、生理不順が当たり前でした。
赤ちゃんの誕生というのは、本当に奇跡そのもの。
今の主人と一緒に住むようになり、
元々『栄養学』の知識があったので、
バランスの良い食事ではあったと思うのですが、
(過食症はすっかり無くなりました)
娘の誕生から、『本当の』栄養学を知り、
摂ることよりも、不要なものを摂らないように心がけるようになり、
息子の誕生から、
それでも、そんな数字でしか判断できなかった私の頭に
『いのち』という根っこを教えてくれました。
どんなに優れた 目だけ、耳だけ、心臓だけ、肺だけ、あっても、
優れた人の体ができないように、
どんなに濃いビタミンBだけ、ビタミンCだけ、鉄分だけ、数字だけ揃えても、
健康な『いのち』はつくれない。
血も気も骨も神経も全部が揃って、繋がって、一つになって、
お互いが作用し合い合って、初めて『いのち』になる。
丸ごと、に意味がある。
何ひとつ欠いても、
私にはならない。
あなたにはならない。
地球にはならない。
宇宙にはならない。
足りないところは補い合えばいい。
弱いところは補強し合えばいい。
素敵なところはもちろん、
弱いところも、足りないところも、
丸ごと、愛し、愛され、
大事にいただく。過ごす。
生きているだけで100点満点!
ずっと、ずっと、欠陥だらけだと思っていた自分に、
涙の出る言葉をくれて、ありがとう。
一番大切なことを教えてくれて、ありがとう。