一年前の今日「夜きみ」を観に行っていたらしい。
Xを見てると酒井麻衣監督のポストが目に入った。
映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」が公開されて一年たったらしい。
「鼻の奥がツンとするような、切ない空気を思いっきり感じられる作品」
まさにその通りで(監督が言うので間違いないと思いますが)、観ていて切ない雰囲気を感じていたし、無意識に登場人物の気持ちに想いをはせている自分がいて、過去の自分が少し救われた気がした。
「そして、いつもの空が特別に感じられる気がします。」
青磁と茜がだいすきで、青磁の描く絵がだいすきで、青磁の自由奔放さに救われて、茜の立ち振る舞いも言いたいことも思っていることも胸が痛くなるくらい共感できて茜のこともだいすきで。2人に自分を重ねて、気づいたら涙が溢れていて一生懸命声を押しころして観てたのを鮮明に覚えています。
映画を観終わった後はいつもよりも空が特別に感じられたし、今もそれが続いてる。
毎日、今日の空は美しいなって思えて、たのしいしうれしい。
「私はこういう風にしか生きられないの!」
原作と映画の設定とかシナリオはちょっとちがうけど、本当にどっちも素敵でだいすき
映画を観ながら、原作を読みながら、
「わかる、わかる、つらいよね、くるしいよね」ってずっと泣いてた。
思い出しても泣いてしまうぐらいに、胸に突き刺さって、共鳴して、うれしかった。
映画館が苦手で、できるだけ近寄らないでおこうと思っていた私が公開前からずっとたのしみにしていた作品。
どうしても空が見たくて、絵が見たくて、青磁と茜に会いたくて、公開前からずっとたのしみにしていた作品。
結局私はワクワクを抑えきれずに、
2023年9月1日金曜日、公開初日の一番初めの回を観に行った。
くすっと笑って、泣いて、言葉が刺さって痛くて、でもそれで救われて。
本当に私を救ってくれる映画であり続けると思う。
高校生でもない、大学生でもない、『その間にいた、高校生を経験したなんだか苦い私』の当時の心の中を代弁してくれて、私がやりたかったことをしてくれて、救ってくれた。
頭でわかっていてもできないことっていっぱいあって、それがいくつも重なって雁字搦めになって息苦しかった。でも、できないなって思ってたことばかりじゃなくて、ちゃんとできたこともあったし、がんばった自分もいた。それを私が忘れて認めなかったら、誰が覚えておいてくれるんだろう。誰がそれを思い出して原動力にするんだろう。私が認めて覚えておかなくちゃ、私は過去の私を救えないんじゃないか。
あんなにきれいな映像と言葉と同じ世界にいる。
私も変われるかな。
こんなときもあったな~って思えるぐらい成長できますように
今も思い出したり、読み返したりしては救ってくれる作品。
急に今日いろいろ思い出して書いてみました。
たまに去年の日記を読み返しては余韻に浸る、なんてこともよくします。余韻が一年も続くってすごいですよね。
わたしの道標となってくれる作品。きっとこれからもそうあり続けてくれるんだと思います。
青磁と茜のしあわせを祈らずにはいられません。そして私含め、夜きみで救われた人たちがしあわせでいられますように。
おいしいものを食べれて、なるべく健康で、自分の気持ちを出せる安全基地があって、安心できる気持ちいい布団でぐっすり眠れる日が必ずありますように。
この作品に出会うことができてわたしはしあわせものです
(去年の今日あたりまでの写真を遡ってみてたら自由すぎる自分の机上の写真を見つけた🎨しかしとっちらかった机の写真を載せるわけにはいかないので昨日食べた美しすぎる桃の写真を見出し画像にしますネ!)
↓映画の予告のようなYouTube公式動画です
よかったら観てみてください、映像はもちろんサントラも最高に素敵ですきです!
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