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03. キューバのSONをナメルなよ!3iica

前回は「『リズム』は音楽の枠を超える」
という、壮大なタイトルでした(笑)

今回から「キューバ音楽のリズムの話をする」と
お約束していましたが、タイトルにある「キューバのSON」
・・・マイナーな音楽ですよね(笑)
あまりイメージが無ければ、
Buena Vista Social Clubとか思い出していただければ・・・

もしくは、SALSAを古く、素朴にしたイメージかな?
実際、SALSAのお母さんはSONなので。

そう!!! この「素朴」っていうのが、
人を勘違いさせるんです、
「SONは簡単だ」って。

素朴だと、音数が少ないじゃないですか。
「パターン」も聞き取りやすい?

で、「SONってこんな感じだよねー!」って
パターンを集結させて「ハイ、できた!」なんてね!

で、「キーは”D”で!」って簡単にセッションしちゃったりね!

でも、

実は、そのパターンを
「聞き間違えてた」としたら?!


「そんなわけない!」って、思ったアナタ!


本当に自信ありますか?
えぇ、あるでしょう!

はい、私だってありましたよ!
でも、違ったんですよ!

例えば、日本人なら、ニワトリの鳴き声は
「コケコッコー」と思っているじゃないですか。
 
けど、スペイン語圏の人には、
「キーキリキー」と聞こえてるんです。

私が言いたいのは、
「SONのリズムは、こういう風になっている」
って、一度思い込んじゃうと、
もう他の聞こえ方には聞こえない、
っていうことです。

だから、

「もしかしたら、自分の思っていることが
 全てではないかもしれない」


って思えること、それが一番大事です!

前置きが長くてなかなか中身に行かないですね💦
トラウマのせいですな(笑)
なかなか信じてもらえなかったから(笑)

でも、逆に言えば、
「それだけみんながSONに騙されてる」っていうこと!笑

それだけトリッキーな音楽だからこそ、味わい深いんです。

「キューバのご老人たちが演奏しているから味わい深い」
っていうのと違いますよーーー(笑)!

画像1
ご老人のイメージ(失礼!) Cienfuegos, Cuba
無謀にも20歳の頃の私は、彼らのライブに飛び入り参加した(笑)


今日はまず「SONはトリッキーな音楽」ということをお伝えしました。

次回は「どうトリッキーなのか」、頑張って説明してみま~す♪

あ、Kitchen MoodでSONを解析する動画を作っていまーす!
みてねー♪ 面白いから(笑)

相方・えーじもリズムマガジン書いてます♪
私と同じようなことを考えていますが、説明の仕方は違うので、
よかったら♪


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