04. キューバのSONをナメルなよ② 3iica
spicy music duo "Kitchen Mood" の ミーカです♪
いきなりですけど、リズムの話は周りの反応が薄くって(笑)
「すっごく面白い話なのに、
何で面白がらないんだっ?!」
って、寂しい思いを長らくしていました(笑)
でも、自分のことをふと振り返ってみたとき、腑に落ちました。
かの地・キューバで、ソンのギターの秘密に初めて触れたときに、
私が異常に興奮したのは、興奮を引き起こすトリガーが
既に、私の中に存在していたからに他なりません。
『ビロンゴ』の音源と出会ってからしばらくして、CUBAに行くことに。
そこで出会ったのは、ワケわかんないギターを弾く人・・・
ワケ分かんないけど、とりあえず、言われた通りにやってみる・・・
一度ミスったら、もう元の演奏の中に
戻っていくことができない・・・
え?! 何なに!
え!? 違うの、私?!
部屋に帰って、
「あれは一体なんだったのか?」
と録音したものを分析すると・・・
これって・・・
これって・・・・・
もしかして・・・!!!!!
もしかして・・・・・!!!!!
あの『ビロンゴ』のギターの弾き方じゃん!!
急いで『ビロンゴ』の音源を取り出して確かめる。
こうやって弾いてたのかーーー!!!
その時の感動たるや(もしくはショックたるや ww)、
ここでは表現しきれないほど、強烈なものでした(笑)
キューバに行く前、私が『ビロンゴ』の
ギターが分からなかったのは当然のことでした。
だって、まさかそんなところで
コードチェンジしているなんて思わないし!!!
何のヒントも無くそれに気付ける
日本人はほとんどいない!!!
と、言っていいと思います。
ベースがシンコペーションしているのは
みんな知っていますが
ギターをシンコペートして弾いている人を
この日本では、見たことが無かったので!
↑↑↑ この演奏を聞いて、
違和感を持たれた方、ある意味、正解です(笑)
あのキューバ人に
「これがキューバのSONだよ」
って言われたとき、最初、
私たちは信じることが出来ませんでしたから(笑)
今回は、何を言いたかったのか、というと・・・
自分の中に疑問を持っておくことが大事。
何かに真摯に取り組んでいると、必ず疑問が芽生えます。
その疑問に対する答えは、ある時、向こうからやってきます。
ということです♪
その違和感の仕組み、次回、説明していきます!